正規の運賃より安くて人気の航空会社の株主優待券は、座席枠に限りがあるので搭乗できないケースも多いが、株主優待枠がゼロでも希望する便に搭乗できる裏ワザがある。
株主優待券を手に入れて希望する時間帯のチケットを買う
まず航空会社の株主優待券を入手する。株主であれば送られてくるし、株主でないならチケットショップや金券ショップで買える。
優待券を使うと、航空券が正規運賃から50%割引される。JAL <9201> は年に2回国内線の割引券が発行され、100株で年1枚、200株で計2枚もらえる。ANA <9202> も同様で100株で年1枚、200株で計2枚もらえる。
この株主優待割引券を使って航空券を買うが、もし予約したい便の株主優待割引運賃で残席がなくても気にしないでいい。予約サイト・WEB予約・航空カウンターなどで、「希望の便以降の便」を買おう。この時、日付は希望の便以降であれば、別の日のものでも良い。
裏ワザ「買ったチケットを交換する」ただし注意点も
ここからが裏ワザで、買った株主優待割引運賃のチケットを一度キャンセルして、オープンチケットに交換するのだ。オープンチケットとは、指定区間の日付を決めない航空券のこと。
株主優待割引運賃で残席がない場合でも、オープンチケットの航空券を搭乗希望日の当日、航空カウンターで提示すれば、搭乗便を変更して、株主優待枠がなかった便を予約できる。
実はこの点、大手キャリアのカウンターで確認済み。答えてくれた職員は「この裏技は本当は知られたくない」と明かしていた。
ただ注意点は、事前予約ができないこと。当日のみの手続きのため、満席になっていたら、席は取れない。
年末年始など、そもそも満席になるような便では使えないが、この裏ワザを使えば、繁忙期でも株主優待券が活用できるかもしれない。
文/編集・dメニューマネー編集部
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