2022年に変わった「お金の制度」2023年もお得に過ごすために知っておきたい3つのこと

2022/12/24 10:00

2022年もあとわずかですが、今年も年金手帳が廃止されるなど、お金の制度が変わっています。中には「知らなかった」ということもあるはず。2023年以降も損を避けて、お得に過ごすために、こうした制度の変更を知っておきましょう。 傷病手当金の支給期間が「通算して1年6ヵ月」に──1月から 2022年1月から、傷病手当金(疾病

2022年もあとわずかですが、今年も年金手帳が廃止されるなど、お金の制度が変わっています。中には「知らなかった」ということもあるはず。2023年以降も損を避けて、お得に過ごすために、こうした制度の変更を知っておきましょう。

傷病手当金の支給期間が「通算して1年6ヵ月」に──1月から

2022年1月から、傷病手当金(疾病手当金)の支給期間が、「復職期間も含めて1年6ヵ月」から、支給開始日から「通算して1年6ヵ月」に変わりました。2020年7月2日以降に支給が開始された傷病手当金が対象です。

2021年までは、傷病手当金の支給期間中に復職して同じ病気やケガで休職した場合、復職期間も含めて1年6ヵ月しか支給されなかったため、中には、病気やケガの再発リスクを恐れて復職しづらいという人もいました。

制度変更後の今は復職期間が含まれないため、手当を受ける人が復職しやすくなったといえるでしょう。

ゆうちょ銀行のATMで小銭を預けると手数料が必要に──1月17日から

ゆうちょ銀行では、2022年1月17日からATMでの硬貨入金手数料が1枚から有料化されました。手数料無料でゆうちょ銀行に硬貨を預けるには、窓口にて50枚以内の入金にする必要があります。

硬貨をATMで銀行に預けたいなら、手数料がかからないメガバンクなどが便利です。ただし、硬貨の入金手数料有料化の動きが広がる可能性もあるため、できる限りキャッシュレス決済を使うのを検討したほうがよいでしょう。

年金手帳の廃止──3月末で

2022年3月末で、年金手帳が廃止されました。4月1日以降に国民年金や厚生年金に加入する人や、紛失して再交付を申請する人には「基礎年金番号通知書」が発行されます。

ただし、すでに年金手帳を持っている人には、特に影響はありません。引き続き、年金手帳が基礎年金番号の確認書類として有効です。転職時には必要になる場合があるので、年金手帳は大切に保管しておきましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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