年末の大掃除で出た不用品をまとめて処分しようとする人は多いが、フリマアプリやオークションサイトへの出品の仕方を工夫すると、意外と売れることがある。出品した商品をできるだけ売り切り、少しでも高く売るためには、どんなコツがあるのだろうか。

コツ1　冬物もしくは季節を問わないモノを出品する

大掃除で出た不用品をすぐに出品するなら、冬物を出品しよう。今の時期は冬物を探している人が多いため、希望より高い値段で買ってもらえることがあるからだ。

1年中売れるような季節を問わないモノも、大掃除後すぐに出品して問題ない。

冬物以外の季節に関する商品は、シーズン本番の少し前に出品するのがよい。例えば、家電や家具は新年度が始まる前の2〜3月、夏物は春に出品したほうが高く売れやすい。

コツ2　単価が安い商品は福袋として売る

DVDや漫画などのシリーズものが、バラよりセットのほうが売れやすいことはイメージしやすいが、その他の商品もセットのほうが売れやすくなることがある。

買い手にとっては一度にたくさん手に入るし、仮に送料が購入者負担になっている場合、一度にまとめて送ってもらったほうが安く済むからだ。

例えば、ユニクロやGUはメルカリで人気のブランドだが、商品一つひとつの値段は比較的安い。こういった商品は、「ユニクロ◯点 福袋」「ユニクロ＋GU ◯点セット」のようにまとめて出品したほうが売れやすい。

コツ3　商品の悪いところもしっかり書く

「商品のここに少し傷がある」「洋服のこの部分に使用感がある」など、商品の悪いところをしっかり書くことはトラブルを防ぐために大切だが、実は高く売れることにもつながる。

買い手の中には、同じ商品がいくつも出品されている場合、「値段が少し高めに設定されていても、信頼できる出品者から買いたい」と考える人がいるからだ。

商品に気になるところがあるなら、できるだけ詳しく記載して、買い手からの信頼を得よう。

保証書や付属品をつけて「新品の状態」に近づけるのもコツ

商品の保証書をつけると、その商品が本物であることを証明でき、買い手が安心するので売れやすくなる。箱や布袋などの付属品をつけて、できるだけ新品の状態に近づけることも高く売るためのコツだ。

フリマアプリやオークションサイトでは、ひと手間かけるだけで予想以上の値段で売れることがある。大掃除で出た不用品を出品するなら、このようなひと手間を惜しまず高値買取りを目指してほしい。

文・廣瀬優香（フリーライター）
編集・dメニューマネー編集部

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