何の略?「OBN」──【経済・金融の略語】

2022/12/26 10:00

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イギリス発祥の世界共通語「OBN」。世界中の女性の活躍や企業や団体のイノベーションを妨げる要因の一つといわれています。12月1日に発表された2022年ユーキャン新語・流行語大賞にも、ジェンダーレス問題に関わる言葉としてノミネートされました。「OBN」は、ある特徴的な空気や人間関係、文化などを表していますが、何かの略称で

イギリス発祥の世界共通語「OBN」。世界中の女性の活躍や企業や団体のイノベーションを妨げる要因の一つといわれています。12月1日に発表された2022年ユーキャン新語・流行語大賞にも、ジェンダーレス問題に関わる言葉としてノミネートされました。「OBN」は、ある特徴的な空気や人間関係、文化などを表していますが、何かの略称です。

一体「OBN」は何の略でしょうか。

本来は英パブリックスクールの卒業生のつながり

「OBN」は、Old Boys Network(オールド・ボーイズ・ネットワーク)の頭文字を略した言葉です。“おやじネットワーク”と呼ばれることもあります。

もとは、イギリスの上流階級が通うパブリックスクールを卒業した男性(OB)たちのつながりを指していました。しかし、現代では男性中心の独特な仕事の進め方や暗黙のルールを生み出す組織・人間関係を示すネガティブな言葉として使われています。

たとえば、日本ではコネや人脈で作られた社内派閥や業務時間外の飲み会、ゴルフコンペといった閉鎖的なネットワークです。このネットワークでは、男性たちの間だけで情報交換が行われたり、重要な方針や人事が決められたりするケースもあります。

「OBN」は女性のキャリアアップの壁

一方で、女性はOBNのようなネットワークから外されているため、意見が反映されにくかったり、組織でのキャリアアップに繋がらなかったりする原因にもなっています。女性自身が、OBNによる疎外感で自信が持てなくなり、管理職になりたがらないという見方もあるようです。

実際、2021年に帝国データバンクがおこなった全国2万4,285社対象の調査では、女性管理職3割を達成した企業は8.6%にとどまっていました。近年では、OBNは組織の有益な変革までも阻む要因と考えられているため、企業や大学では見直そうとう動きが見られます。

文/編集・dメニューマネー編集部

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