スーパーやコンビニの店頭に並ぶ菓子パンや洋菓子・和菓子などを製造している山崎製パン <2212> は、毎年春に行われる春のパン祭りでもおなじみです。
食品の値上げが相次ぐなか、山崎製パンの商品はある商品シリーズの内容量を減らすことで、販売価格を据え置きにしました。実質、1個あたり25%の値上げとなり話題となった商品シリーズは次のうちどれでしょうか?
① 薄皮ミニパンシリーズ
② ランチパックシリーズ
③ ロイヤルブレッドシリーズ
ロングセラー商品が相次いで値上げ
山崎製パンは2022年12月5日に、ロングセラー商品「薄皮ミニパンシリーズ」の内容量を、2023年元日以降に出荷する分から、4個に減らすと発表しました。正解は①の薄皮ミニパンシリーズです。
薄皮ミニパンシリーズは和菓子の薄皮まんじゅうをヒントに2001年に発売されました。定番のつぶあんパンやクリームパンのほか、イチゴジャム&練乳クリームパン、コーヒークリームパンなど、豊富なラインナップが人気のロングセラー商品です。一袋5個入りの商品でしたが、2023年1月より4個になるそうです。また、同社の「ランチパック」も2023年2月より出荷価格を約4.7%値上げすることが発表されました。
2022年値上げとなったのは2万品目以上
ロシアによるウクライナ侵攻や長引く円安の影響で原材料や原油高が高騰し、2022年は食品などの値上げが相次ぎました。
値上げとなったのは、パスタや食パンなどの小麦粉製品、食用油、レトルト食品・カップ麺をはじめ、調味料、チーズや牛乳などの乳製品、アルコールやジュースなどの飲料など、毎日の暮らしに欠かせないものでした。また電気料金や公共交通機関、外食産業などでも値上げが発表されており、2022年は家計に厳しい1年となりました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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