年末年始は1年の中でも出費がかさむ時期で、お金の使い方に気をつけないと、貯めるどころか年明け早々に金欠になってしまうかもしれない。お金を貯めたい人が年末年始に買ってはいけないモノを見てみよう。
1 中身が見えない福袋「結局使わないモノがあるとムダな出費に」
毎年何かしらの福袋を買う人も多いが、中身が見えない福袋を買う前に一度考えてほしい。
たとえば、ファッションブランドの福袋は、1万円で3万円分の洋服が入っているなどお得に感じるものが多い。しかし、その中には昨年売れ残った洋服が入っていることがある。
売れ残った洋服は、派手な色や変わったデザインのものであることがあり、中身を知らないまま買ってしまうと、結局一度も着ないかもしれない。
価格的にはお得でも、実際に使わなければムダ遣いしたことになってしまうので、中身がわかる福袋を買ったほうがよい。
2 歳末・初売りのセール品「年末年始が底値とは限らない」
年末年始にセールをしているとついつい買いたくなってしまうが、その時期が一番安く買えるとは限らないので注意が必要だ。
たとえば、家電量販店では年末になると歳末売り尽くしセールを実施している。しかし、「家電が壊れてしまって今すぐ必要」という状況でない限り、2月頃まで我慢したほうが底値で買えるケースが多い。
2月は出費がかさむ年末年始の後ということもあり、1年で最も消費が落ち着く時期とされている。しかし、店側としては3月末に決算を控えていて、在庫を減らすために1つでも多く売りたいと考えているため、セールや値引き交渉で安く買える可能性が高いのだ。
その他に、いくら縁起物とはいえ高級おせちを買うのも考えものだ。中には5万円を超えるものもあるが、お金を貯めたいなら「比較的お手頃なものを選ぶ」「一部は手作りする」などして出費を抑えよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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