かえって損する!コロナ禍で節約してはいけないものとは?

2021/03/13 19:30

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コロナ禍で暮らしの行き先に不安を感じる家庭は多いでしょう。ベネッセコーポレーションが発行する雑誌「サンキュ!」で、20代~50代で家庭を持つ女性を対象にしたアンケートによれば、新型コロナの影響で「収入が減った・減ると思う」と答えたのは44%、「もっと節約したい」と答えたのは83%でした。収入源を増やすための副業や節約に

コロナ禍で暮らしの行き先に不安を感じる家庭は多いでしょう。ベネッセコーポレーションが発行する雑誌「サンキュ!」で、20代~50代で家庭を持つ女性を対象にしたアンケートによれば、新型コロナの影響で「収入が減った・減ると思う」と答えたのは44%、「もっと節約したい」と答えたのは83%でした。収入源を増やすための副業や節約により家計をカバーしていくことは大切ですが、実は節約してよいものとそうでないものがあります。今回は節約してはいけないものを3つご紹介します。

免疫力低下の危険!食費の削りすぎに注意

家計の節約というと、真っ先に思い浮かぶのは食費を切り詰めることかもしれません。コロナ禍で外出の機会が減り、食費が増えたことで、どうにかして削らなくてはと考えている家庭も多いでしょう。

とはいえ、食費の削りすぎには要注意。食事は健康に直結するものであり、免疫力の高い体作りはコロナ対策としても有効です。野菜や肉、魚、穀類や発酵食品など、バランスよく購入することを心掛けたいですね。

家庭不和の原因にも!安易な保険解約はNG

食費の次に注意したいのが、保険料です。新型コロナの影響で月々の家計を心配するあまり、保険を解約しようか……と考えてはいないでしょうか?保険は、万が一のリスクに備えておくものです。目先のことばかりを考えて安易に解約してしまうと、いざという時に頼れるお金がなくなってしまいます。また、それが原因で家庭不和にもなりかねません。

保険の見直しは、家族でしっかり話し合ったうえで慎重に決めたいですね。

我慢の反動は大きい?趣味のお金は削りすぎない!

一見ぜいたく費のようですが、趣味にかけるお金も削りすぎには注意したい項目です。趣味やレジャーなど、自分にとっての楽しみは心の栄養にもなります。変化を感じることが多い生活の中で、癒しになることまで削ってしまうと、ますますストレスが重なってしまうでしょう。

自分にかけるお金は、節約を続ける上では大事なエッセンスなのかもしれません。

楽しく無理なく節約を続けよう!

新型コロナの影響による収入の減少などを受けて、節約を意識している人は多いかもしれません。しかし、必要な出費を削りすぎると、健康を損なったり楽しみがなくなったりしてしまいます。節約は、健康を維持しながら楽しんで続けることが大切。今回ご紹介した内容を参考に、無理のない節約を目指していきましょう。

文・浅野裕子