NTTドコモなど携帯大手3社と楽天モバイルが「プラチナバンド」をめぐって、議論を交わしています。「プラチナバンド」は、携帯各社にとって重要な周波数帯を表していますが、詳しい意味を知っていますか。 「プラチナバンド」はなぜ注目されているのか 「プラチナバンド」は、携帯電話やテレビ放送の電波が届きやすい1GHz(ギガヘルツ
NTTドコモなど携帯大手3社と楽天モバイルが「プラチナバンド」をめぐって、議論を交わしています。「プラチナバンド」は、携帯各社にとって重要な周波数帯を表していますが、詳しい意味を知っていますか。
「プラチナバンド」はなぜ注目されているのか
「プラチナバンド」は、携帯電話やテレビ放送の電波が届きやすい1GHz(ギガヘルツ)以下の周波数帯です。特に700~900MHz (メガヘルツ)を指し、「プレミアムバンド」とも呼ばれています。
プラチナバンドは、空気中の水分などの影響を受けにくく、コンクリート壁も通りぬける性質があり、広い範囲に電波が届きやすい特徴を持つそうです。
そのため、基地局が少なくても最適な電波の状態を保つことができ、携帯会社にとっては重要な周波数なのです。
楽天モバイルが再割り当てを訴えている
プラチナバンドの免許が与えられているのは、現在NTTドコモ、KDDI <9433> 、ソフトバンク <9434> の大手3社で、2019年に参入した楽天モバイルが “再割り当て”を訴えています。
大手3社はこれに反発しています。なぜなら、再割り当てになると、使っているバンドの一部を楽天モバイルに分けることになり、3社にとってはサービスの品質が落ちることになりますし、移行による工事費もかかるからです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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