ディズニーチケットを無料でもらえる株主優待が5分の1の価格に？

2023/01/12 07:00

2024年春に「アナと雪の女王」の世界を模したフローズンキングダムを含む8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」を開業する東京ディズニーシー、東京ディズニーランド。運営するオリエンタルランド <4661> の株主優待はパークのチケットがもらえるというものですが、2023年4月から、およそ5分の1の値

株式の分割で現行の5分の1の価格で株主優待を受けられる

2023年1月上旬時点では1株約1万9300円。これを元に算出すると、株主優待を受けられる100株を持つには、約195万もの費用が必要でした。

しかし、1株につき5株の割合で分割により5分の1の価格「約38万円」で100株を持てるようになります。これにより個人投資家でも投資しやすくなったと言えそうです。

とはいえチケットがもらえるのは3年後……

ただし、株を買ったらすぐにチケットがもらえるわけではありません。というのも、今までは100株を保有していれば毎年1枚優待を受けられていましたが、3年以上継続し保有した「長期保有者」が株主優待の対象へと変わったからです。

具体的には、2023年9月30日を基準日とし、3年以上継続し、オリエンタルランドの株を100株以上保有した人に対して、毎年12月にパークチケットが配られます。つまりチケットが優待でもらえるのは、最短でも2026年12月以降です。

現行100株保有者はチケットが合計2枚に増える

現在、100株持っている人はどうなるかというと、分割により500株保有者となります。パークチケットは今まで通り1枚配布され、3年後に1枚追加され計2枚もらえます。