一時中断していた「全国旅行支援」が再開されましたが、割引率など制度の見直しが行われています。どのように変わったのでしょうか。また、全国旅行支援を利用するにあたって用意するものも見ていきましょう。

1月10日から再開　割引率は20％に引き下げ

全国旅行支援は2023年1月10日から再開され、旅行代金のうち最大20％割引、1人1泊最大7,000円の補助が出ます。

交通付旅行商品の場合、1泊あたり上限5,000円、それ以外は上限3,000円の補助が出る形です。

加えて、お土産物屋などで利用できる地域クーポン（原則として電子クーポン）が平日は2,000円、休日は1,000円が付きます。

これまでの割引率は40％でしたが、より長期的な支援を行う目的で20％に引き下げられたことに注意しましょう。

支援を受ける条件や必要なものは？

全国旅行支援を利用するには、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書とワクチン（3回目）接種証明、もしくは陰性証明書（PCR検査などで陰性を確認できること）が必要です。

事前にスマホへデジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をインストールしておくと、スムーズに制度を利用できます。

都道府県によってワクチンの接種回数などが違うため、詳しくは各自治体の全国旅行支援の公式サイトを確認してください。

全国旅行支援を利用するには？

旅行予約サイトや宿泊施設の公式サイト、もしくは旅行会社の窓口などで対象プランを予約するのが一般的です。詳しくは、各自治体が用意している全国旅行支援の公式サイトを確かめてください。

全国旅行支援は各都道府県の予算がなくなり次第終了となるので、利用する予定がある方は早めにチェックしておきましょう。感染拡大によって、事業が停止されることも考えられます

旅行に行くときは、自治体のホームページや観光庁の「旅行における感染症対策」のページなどをよく読んで十分な対策を行った上で楽しみましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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