空調設備の大手メーカー・ダイキン工業 <6367> は、国内のエアコンシェアが家庭用21.6%、業務用45%台で、ともにトップです。世界の170ヵ国・地域に事業を広め、海外での売上高が全体の79%を占めるグローバル企業ですが、「ダイキン」は略称です。 一体「ダイキン」は何の略でしょうか? 「ダイキン」は創業
空調設備の大手メーカー・ダイキン工業 <6367> は、国内のエアコンシェアが家庭用21.6%、業務用45%台で、ともにトップです。世界の170ヵ国・地域に事業を広め、海外での売上高が全体の79%を占めるグローバル企業ですが、「ダイキン」は略称です。
一体「ダイキン」は何の略でしょうか?
「ダイキン」は創業当時に社外で呼ばれていた略称
ダイキン工業のはじまりは、1924(大正13)年に故・山田晁氏が興した合資会社大阪金属工業所です。当時は、飛行機用のラジエーターチューブを作っていました。
しかし、空調・化学・フィルタ事業が軌道に乗ったことで、社名と事業内容にズレが生じてきました。
そこで、1963(昭和38)年に大阪の“大(ダイ)”と金属の“金(キン)”をつなげ「ダイキン」と改めました。「ダイキン」は、創業当時からの愛称でもあり、商標としても使われていたそうです。
生産拠点が100ヵ所以上に及ぶ
同社は、2022年11月にインドネシアに新しい生産工場を設立すると発表しました。インドネシアは世界第4位の人口で、2030年には3億人に達すると予想され、需要が高まっているためです。
同社は、国や地域の環境にあった製品やサービスを現地で生産する「市場最寄化戦略」を取っていて、生産拠点数はすでに世界100ヵ所以上にものぼっています。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・絶対避けたい!「老後破産」特集
・初心者が投資を始めるなら何がおすすめ?(外部)
・いつ借りる?借り換える?「住宅ローン」
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト?(外部)
・お金が貯まる?「風水・占い」特集