新NISA、毎月5万積み立て、10年でいくらになる?クレカ積立でポイントも貯まる

2023/06/11 06:00

毎月5万円の積み立てで、10年後に約700万円になる──。2024年から始まる新NISAなら、これは無理な数字ではありません。「つみたて枠」の新NISAでは自然と貯金グセがつきますし、ポイ活もできます。 新NISAで投資信託の「つみたて枠」を利用する 2024年開始の新NISAには、「つみたて枠」があるので、お金を貯め

毎月5万円の積み立てで、10年後に約700万円になる──。2024年から始まる新NISAなら、これは無理な数字ではありません。「つみたて枠」の新NISAでは自然と貯金グセがつきますし、ポイ活もできます。

新NISAで投資信託の「つみたて枠」を利用する

2024年開始の新NISAには、「つみたて枠」があるので、お金を貯める習慣のない人でも、自動的に積み立てしていく“先取り貯蓄”ができます。

NISAの「つみたて枠」は現行のつみたてNISAのような制度で、年120万円(毎月10万円)まで投資信託が買えます。毎月5万円でも、投資額は1年で60万円、10年で600万円になりますし、金利や分配がつくのでさらに増やせます。

シミュレーションすると、毎月5万円を3%の複利で運用すると、10年後には698万7071 円になります。新NISAの「つみたて枠」は非課税のため、利益に税金はかかりません。

これが一般の証券口座で積み立てすると、こちらは課税されるため、毎月、同じ投資信託を買った場合でも677万5225円となります。NISA口座で投資した場合と比べて、およそ20万円の差が開くわけです。

クレカ積立と併用してポイ活できるかも?

NISAの「つみたて枠」ではポイ活もできそうです。

既に現在、投資信託の積み立てをクレカ決済にすることで、ポイントがたまるサービスがあります(クレカ積立)。たとえば、SBI証券で三井住友カード(Vポイント)、楽天証券では楽天カード(楽天ポイント)、auカブコム証券ではau PAYカード(Pontaポイント)です。新NISAでも各証券会社は、この支払い方に対応すると考えられます。

SBI証券で三井住友カードを積み立ての決済で使うと、積立額に応じてVポイントが最大5%貯まるので、月5万円積み立てると、1年で合計最大3万ポイント(60万円の5%)になります。

NISAは2024年に始まります。投資は長い期間かけたほうがよいので、まだ投資や積み立てをしていない人は早く準備しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部
(2023年1月21日公開記事)

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