冬はお風呂で追い炊きする回数が増えたり、シャワーの時間が伸びたりなど、水道光熱費が高くなりがちです。使い方一つで簡単に電気代を減らせるかもしれないので、お得な使い方を知っておくといいでしょう。
保温と追い焚きは「1時間以内」なら保温のほうが安い
保温モードで水温を維持するのと、入る時に追い炊きをするのとでは、1時間以内に入るのであれば保温モードのほうが安いとされています。次に誰かが入るまで1時間以上かかるなら、保温にしないほうがいいでしょう。
というのも、保温モードは、温度が下がると温め直すのを繰り返すため、長時間入らない場合は、無駄に何度も温めることになってしまうからです。
一方の追い焚きは、熱を加えるのは1回で済むので、長時間入らないときにはお得です。ただ、冷めたお湯を温めるにはガス代がかかるので、短時間なら保温で温度をキープしたほうが安くなります。
2日間同じお湯を使う追い焚きは冬はNG
節水や節約のために一度使った同じお湯を、翌日追い炊きして使うという人もいますが、冷え切った水を温め直すのはおかんがかかるため、一日使ったお湯は捨ててため直すほうが安くなります。
一般的に、水を追い炊きしてお湯にするよりも、一からお湯を入れるほうが熱を加える効率が良く、ガス代が安くなる傾向にあります。
また、2日間同じお湯を使うのは衛生面も気になります。
シャワーのほうがお風呂より高くなることもある
お風呂ではなくシャワーで済ませる人も多いでしょうが、シャワーを15分以上使うのであれば、お風呂を貯めて暖まるほうが安くなります。
冬は温まるために、シャワーの時間が長くなりがちですが、シャワー15分とお風呂1杯の水の量はほとんど同じです。つまり、シャワーを15分以上使うなら、お風呂を貯めたほうがより効率的に体を温められるといえます。
1日1分シャワー時間を短くするだけでも、年間で2070円分の節約になとも言われます。15分以上、シャワーを使っている人は、節約のためにお風呂を貯めてみるのもいいでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・絶対避けたい!「老後破産」特集
・初心者が投資を始めるなら何がおすすめ?(外部)
・いつ借りる?借り換える?「住宅ローン」
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト?(外部)
・お金が貯まる?「風水・占い」特集