さまざまな商品の値上げが続く中、生協やコンビニなどで、プライベートブランド(PB)や全国的に有名なメーカー商品、いわゆるナショナルブランド(NB)の商品が値下げされ、注目されています(価格はすべて税込み)。
PB商品を100品目以上値下げ──生協
日本生活協同組合(生協)は2023年3月まで、全国の生協でプライベートブランド「コープ商品」の100品目を値下げする「くらし応援全国キャンペーン」を行っています。
キャンペーン中は、各生協が選んだ50品目以上のプライベートブランド商品やナショナルブランド商品も値下げされ、たとえば「ロースハム6枚入り」198円は18円値下げの180円、「キャノーラ油1000g」448円は50円値下げの398円で、値下げ幅は7~10%です。
またキャンペーン期間中に独自の値下げをする生協もあり、たとえば東海コープ事業連合(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)は「くらし応援20%OFF企画」を行い、毎週24品目の宅配サービス商品を20%以上値下げします。対象の商品は週ごとに変わります。
NBの日用品を13品目値下げ──ファミリーマート
ファミリーマートは「安さへのこだわり 挑戦価格」として、ナショナルブランドの日用品13品目を11~184円値下げしています。
対象はトイレットペーパーや電池、歯ブラシなどで、たとえばライオン <4912> の歯ブラシ「システマハブラシ レギュラー4列 ふつう」は206円、花王 <4452> の歯みがき粉「シュミテクト 歯周病ケア 90g」は547円と、スーパーやドラッグストアに対抗する価格として打ち出されています。
なおこちらは、お店によって取り扱いや価格は異なり、終了日は未定です。
NBの食品や日用品を2000品目値下げ──ミスター・マックス
九州や中国地方を中心に展開している総合ディスカウントストア、ミスター・マックス(ミスターマックスホールディングス <8203> )では、昨年から行われているナショナルブランド商品の値下げを、2月末まで延長しています。
キャンペーンは全57店舗で行われており、合計2000品目が安くなります。
たとえばカルビー <2229> のポテトチップス「ピザポテト」や「冬ポテト」は22円値下げの106円、旭化成 <3407> の「サランラップ 22cm×50m」は34円値下げの349円で、このほかペット用品や家電なども値下げしています。
企業努力で値下げをしているお店を活用すれば、家計の節約につながるかもしれません。
文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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