2023年の確定申告(2022年度分)は2月16日から3月15日まで受付が行われます。
一部の所得の申告に限っては、スマートフォン(マイナンバーカード対応機種のみ)とマイナンバーカードだけで行えますが、2022年12月から国税の納付手段にもう一つ選択肢が増え、より効率的に支払えるようようになりました。
2022年度の確定申告で、納付が初めて可能となった決済はどれでしょうか?
① クレジットカード決済
② スマホアプリ決済
③ キャリア決済
新しい決済は手数料がかからない
国税はこれまで、金融機関や税務署窓口、振替以外に、インターネットバンクやコンビニでも支払えました。さらに、2017年にクレジットカード決済が、2022年にはスマホアプリ決済が加わりました。正解は②です。
対象となるスマホアプリ決済は、d払い、au PAY、PayPay、LINE Pay、メルペイ、Amazon Payの6種。最大のメリットは、手数料負担がない点です。アプリによってはポイントが付く場合もありますが、ポイントの有無や付与率、条件などはそれぞれ異なっています。
注意が必要なのは、納税額の総額が30万円以下に限られているため、それ以上の納付には使えないことです。また、自分で設定している利用上限金額があれば、納付額は上限金額以下となってしまいます。
クレジットカード決済のデメリットは手数料
ちなみに、クレジットカード決済は2017年1月から始まっていますが、納付額に応じた手数料が生じるため、ポイントの付与があっても、メリットが感じられませんでした。
③のキャリア決済は、まだ始まっていません。キャリア決済とは、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどが、携帯電話料金とwebサイトで買った商品やサービス等の代金を合わせて支払いを行う決済サービスです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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