家計を見直したい

年間33万円の節約?家計簿アプリで本当に節約できるのか

2023/01/28 17:00

家計簿アプリを使った人は平均で年間33万円の家計改善を実感しているという。なぜ家計簿アプリでそれほど節約できるのだろうか。 家計簿アプリでどんな出費が減るのか 「家計簿アプリの利用者は月2万7848円の家計改善を実感している」というアンケート結果が出ている(マネーフォワード <3994> 「お金の意識調査2

家計簿アプリを使った人は平均で年間33万円の家計改善を実感しているという。なぜ家計簿アプリでそれほど節約できるのだろうか。

家計簿アプリでどんな出費が減るのか

「家計簿アプリの利用者は月2万7848円の家計改善を実感している」というアンケート結果が出ている(マネーフォワード <3994> 「お金の意識調査2022」)。これは年換算すると、実に33万円にもなる。

どんな支出が改善したのかといえば、1位は「日頃の支出」だという。次いで「携帯電話料金」、「年会費や月額費のかかるサービス」で、流動費、固定費ともに減っている実態がうかがえる。

また59%の人が「無駄遣いが減った」と回答していることから、小さな出費削減の積み重ねが節約につながっているようだ。

家計簿アプリで節約できる理由

家計簿アプリで節約できる理由は、お金の支出を見える化できる効果が大きいようだ。

これまで漠然としか把握できていなかった出費が明らかになることで、予想以上に掛かっていた費用や無駄な支出に気づくことができる。日頃の食事代やネットでの買い物代などはその最たるものかもしれない。

また支出の見える化には、これまで意識していなかった出費に気づく効果もある。例えば、利用しなくなった動画視聴サービスに料金を払い続けているといったケースだ。

こうした支出の現実を知ることで意識が変わることが節約につながると考えられる。

でも家計簿は「面倒くさい」のでは?

アプリといってもやっぱり家計簿は面倒くさそうという人もいるだろうが、家計簿アプリには作業を簡単にできる機能があるので、多くの人が続けられるのだろう。

たとえばレシート読み取り機能があるアプリなら、レシートをスマートフォンで撮影するだけでOK。いちいち入力する必要がない。

さらに銀行口座やクレジットカードと連携しておけば定期的に引き落とされる費用を自動管理してくれる。

もちろん計算も不要で、グラフ化できる機能もある。家計簿アプリには家計簿のハードルを下げる機能がたくさんあるのだ。

家計簿アプリは、無料版でも多くの機能が使える。代表的なものには、マネーフォワードME、Zaim、Dr.Wallet、Moneytreeなどがあり、NTTドコモもスマー簿というサービスを提供している。

値上がりラッシュが続く今こそ家計簿アプリで節約を目指してみてはいかがだろうか。

文/編集・dメニューマネー編集部

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