大企業で出世して役員までのぼりつめる人には、普段のお金の使い方に共通点があるという。高収入で派手にお金を使っていそうなものだが、実際は先を見すえた堅実的なお金の使い方をしているという。大企業で多くの役員を秘書として見てきた経験者に、その共通点を聞いた。

共通点1　心身の健康のためにお金を使う

出世する役員の多くが、リフレッシュや健康維持のためにお金を使っているという。

仕事を忘れてリフレッシュすることが、その後のよいパフォーマンスにつながると分かっているからだ。早くから休暇の予定を確保し、海外でマリンスポーツを楽しんだり、趣味の釣りを思う存分満喫したりして、休み明けはすっきりした顔で出社するそうだ。

また、健康維持にもお金をかけている。役員ともなると仕事上の会食が多く、体調管理が難しいが、ジムに通ったり、朝ごはんには魚とフルーツを欠かさなかったりと、日ごろから健康をおろそかにしまない。

健康的な食生活や運動習慣にはお金がかかるもが、病気になったときの治療費に大金を払うより、コストパフォーマンスがよいことも理解しているから。

共通点2　身だしなみにお金を使う

大企業で出世する人は、身だしなみに気を付け、清潔感を大切にしている。ビジネスの場において、外見の印象が大切なことを分かっているからだ。

仕立ての良いスーツ、きちんと磨いてある靴、整えられた髪型など、決して派手ではないが相手に不快感を与えない最低限の身だしなみにお金を使っている。身に着けるものは高級品でなくてもよい。見栄のために必要以上のブランド物を身に着ける人も少ない。

共通点3　無駄使いが少ない

大企業で出世する人は、毎日のコーヒー代、ATM手数料、コンビニでついつい何か買ってしまうなど、無駄と思うことには、たとえ少額でも極力お金を使わない。

セールやキャンペーンに踊らされることも少なく、「普段より安いから」という理由で予定外の出費をすることもない。先を見すえて、本当に自分が必要かどうかを吟味してからお金を使っている。

文/編集・dメニューマネー編集部

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