コロナ禍の撮影に苦しんだテレビ・映像業界。出演者の距離を取ったり、パーテーションを立てたり、感染症対策が当たり前になりました。緊急事態宣言中は撮影場所も限られていましたが、昨今は「あごあしまくら」付きの撮影も再開しています。この言葉は、もとは落語の寄席で使われていたようですが、詳しい意味を知っていますか。 「あごあしま
コロナ禍の撮影に苦しんだテレビ・映像業界。出演者の距離を取ったり、パーテーションを立てたり、感染症対策が当たり前になりました。緊急事態宣言中は撮影場所も限られていましたが、昨今は「あごあしまくら」付きの撮影も再開しています。この言葉は、もとは落語の寄席で使われていたようですが、詳しい意味を知っていますか。
「あごあしまくら」はビジネスでも使用
「あごあしまくら」とは、主催者側が払う取材やロケなどにかかる費用です。「あご」は食べるときに“あごで噛む”ことから食事代、「あし」は移動のときは“足を使う”ので交通費、「まくら」は“枕で寝る”ことから宿泊費を指しています。
本来は寄席に出る芸人の手当てに使われていたそうで、「大阪の寄席なら、あごあしまくらを含めて20万でどうですか」といったように使われていました。映像や芸能界だけでなく、ビジネスシーンでも出張費の交渉などで使うところもあるようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
【お詫びと訂正】本記事の公開時、栃木県足利市が制作費の補助金を出す制度を紹介していましたが、これは誤りで、現在同市ではこうした制度はありません。同市の関係者、読者の皆様にお詫びして訂正します。
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