「マネタイズ」は、2007年ごろからインターネット業界などで使われています。多くのビジネスシーンで重要視されているこの言葉は、企業だけでなく個人も利用できる仕組みを指しています。「マネタイズ」の意味を知っていますか。

さまざまなモデルがある

「マネタイズ」とは、収益を生み出す方法のことです。「金属から貨幣を鋳造する」という意味の英単語“monetize”が語源で、「収益事業化」とも言われています。

たとえば、無料のゲームやアプリはダウンロードさせただけでは収益が出ません。そこで、認知度を高め、広く普及させて、広告の表示回数を増やしたり、アイテムなどで課金したりして収益を得る仕組みを指します。

YouTubeなどが無料で見られるのは、広告が表示されるからです。その広告をユーザーが見たり、クリックして会員登録や商品を購入したりすることで、運営サイト側とチャンネル運営者に報酬が入る仕組みになっています。

また、個人でもブログやSNSなどで美容アイテムや健康食品などを紹介し、広告やURLを掲載することで、マネタイズする人たちがいます。彼らは、成果に応じて報酬が支払われるアフィリエイト広告を使っていることから、アフィリエイターと呼ばれます。

そのほかにも、フリマアプリや不動産仲介サイトなどでは、ユーザーと提供者を結びつけることで、仲介料が支払われるという仕組みです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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