最大2万円相当のマイナポイントがもらえるマイナンバーカードの申請期限が、2月末に迫っている。既にもらったという人も多いだろうが、子供がいる人はその分ももらえるが、注意点もある。子供のポイントをもらうにはどうしたらいいのだろうか。
満額2万ポイントもらうために必要なもの
マイナポイントの対象には制限はなく、0歳児でももらえるし、一人で手続きできない年齢なら、親が代理で申請できる。本人名義の決済サービスがない場合は、親の名義のサービスでポイントを受け取れる。
ただ7500ポイントがもらえる「公金受取口座の設定」で使えるのは本人名義の通帳だけなので、最大の2万ポイントを受け取るためには、子供名義の通帳が必要だ(もちろん子供名義のマイナンバーカードなども必要)。
また、ポイント申請には一人一決済サービスしか選択できない。親が子供の分のポイント受け取るには、自分がマイナポイントをもらったものとは別のサービスが必要だ。つまり子供が2人いるなら、自分の分と3つの異なるサービスを用意しよう。
たとえば自分がd払いでマイナポイントを受け取ったら、子供の分はPayPayやSuicaなどで受け取るといった具合だ。
子供の名義でポイントを受け取るには
もし子供がスマホを持っていれば、そのスマホにd払いやPayPayやなどの「キャッシュレス決済」(QRコード決済)サービスをインストールさせれば、そこで受け取れる。
子供がスマホを持っていないなら、Suicaやnanaco、WAONなどの「電子マネー」で受け取る方法がある。ただこの場合は、Suicaなどは子供本人の名義でないといけない。こども用Suicaは本人確認書類などを持参して、みどりの窓口で作ることができる。
キャッシュレス決済サービスや電子マネー以外の方法としては、「デビットカード」もある。銀行口座が必要だが、スマホがなくても子供名義で受け取れる。
成人している子供なら、たいていスマホを持っているだろうが、もしスマホがない場合は、クレジットカードに付与する方法もある。
親子で使いやすい決済サービスを選んで、子供の分も2万ポイントをしっかり受け取ろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・絶対避けたい!「老後破産」特集
・初心者が投資を始めるなら何がおすすめ?(外部)
・いつ借りる?借り換える?「住宅ローン」
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト?(外部)
・お金が貯まる?「風水・占い」特集