Amazonでマウスを買ったら請求金額が100万円を超えていた……。そんな被害が多発しています。水増しした送料を上乗せし、高額請求をする送料詐欺で、「Amazonで商品を買うのが不安」という人も多いようです。もし詐欺にあったらどうすればいいのでしょうか。

Amazonなら条件次第で全額保証も

もし送料詐欺にあっても、Amazonサイト内で購入した商品であれば、送料も含め保証してくれます。Amazonには「Amazonマーケットプレイス保証」があり、請求すれば全額補償されます。

返金を請求する場合は、まず出品者に連絡し、48時間以上経っても連絡がない、もしくは解決しなかった場合、Amazonに返金を申請します。申請後、Amazon側が審査し、購入者側に問題がなければ全額返金してもらえます。

ただし、注意しないといけないのは、申請は商品が届いてから原則30日以内とされている点です。

送料に関するトラブル

送料詐欺はAmazonに限ったことではなく、ヤフオク！など別のサービスでも起きていて、運営企業が注意を呼びかけています。

その他にも、「送料無料」をうたいながら、商品価格を水増しして実質送料をとっている業者もいます。また、「往復送料が無料」の場合でも、返品する際の送料を支払ってしまった場合、往復ではなくなったとの理由から、発送送料も負担させられてしまうケースもあります。商品を買う際は、送料や条件を必ず確認しましょう。

怪しいサイトや出品者を見極めるコツ

Amazonなどネット通販で商品を買う際に注意すべきは、送料や条件、価格だけではなく、「事業者の情報」もあります。

具体的には、日本語が不自然ではないか、連絡先に住所や電話番号が明記されているか。さらには、低い評価の口コミに何が書かれているかもチェックしましょう。

トラブルが多いショッピングサイトの共通点として、支払い方法がクレカ非対応で銀行振込のみ、振込先が個人名であることが多いようなのので、決済するときも注意が必要です。

文/編集・dメニューマネー編集部
(2023年2月6日公開記事)

【関連記事】
・絶対避けたい！「老後破産」特集
・初心者が投資を始めるなら何がおすすめ？（外部）
・いつ借りる？借り換える？「住宅ローン」
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト？（外部）
・お金が貯まる？「風水・占い」特集