今年も値上げラッシュが続いているが、一部の商品やサービスは値下げされている。期間限定で値下げされているモノもあれば、特に期間が設定されていないモノもある(価格はすべて税込表記)。
値下げされたモノ1 西友が豚肉・えびなど13品目を値下げ
西友は2月2日、輸入生鮮食品の「円高還元セール」第2弾を開始した。
対象となる商品は、牛肉や豚肉、えび、銀たらなど13品目。
畜産商品は2月2日〜19日、水産商品は2月4日〜15日にセールを実施する。
値下げ幅を見ると、たとえばアメリカ産豚肩ロース(生姜焼・豚丼用)100gあたりの値段は、149円から105円になる。
アルゼンチン産赤えび(生食用・解凍)は、100gあたり213円から170円になる。
値下げされたモノ2 アイリスオーヤマで家電製品など約500品目を値下げ
アイリスオーヤマは昨年9月から、公式通販サイト「アイリスプラザ」で「生活応援宣言」を実施し、約500品目を値下げしている。
実施期間は同年12月31日までの予定だったが、延長して今年の5月31日まで実施するという。
対象商品は、家電製品、ホーム・ハウスウェア、ヘルスケア、収納・家具インテリアなどだ。
具体的にどれくらい値下げされているかというと、たとえば8畳用のLEDシーリングライトは、通常7,678円のところ4,980円と35.1%の値下げだ。
フルハイビジョンテレビ 40V型は、通常価格4万3,780円のところ3万4,800円と20.5%値下げされる。
値下げされたモノ3 NHK受信料がおよそ1割の値下げ!学生への免除も拡大
10月から、NHKの受信料がおよそ1割値下げされる。
口座振替やクレジットカード払いの場合、ひと月あたりいくら値下げされるのだろうか。
地上契約は月額1,225円から125円値下げして1,100円に、衛生契約は2,170円から220円値下げして1,950円になる。
これまでは、奨学金を受け取っている1人暮らしの学生などに対して受信料を免除していたが、その対象者も拡大する。
具体的には、親などの扶養に入っている1人暮らしの学生が原則免除の対象だという。
値下げされたモノ4 自賠責保険料がおよそ1割の値下げ!2年ぶりの改定
4月から、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料が、全車種などの平均で11.4%引き下げられる。
例えば、自家用乗用自動車2年契約の保険料(離島・沖縄県を除く)は1万7,650円となり、現行の保険料2万10円と比べて11.8%引き下げられる。
2022年度の保険料は前年度から据え置き、2021年度は平均6.7%の値下げだった。そのため」、今年度は2年ぶりの値下げとなる。
値下げを上手に活用して、家計の負担を少しでも軽くしよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
画像・naka / stock.adobe.com(画像はイメージです)
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