引っ越しシーズンでもある春、自宅のインターネット回線の見直しを考える人も増える時期でしょうが、見直しにはいくつかのコツがあります。
コツ1 スマホとのセット割を確認する
自宅のネット回線を、スマートフォンのキャリアと同じ会社にして、セット割を適用すれば月額料金が月々550円~1,100円(税込)程度割引されるので、通信費を大きく抑えられます。
新規でスマホとのセット割を契約すると2万円〜9万円のキャッシュバックを受けられるものもあります。ただ乗り換えの際に違約金がかかる場合もあります。スマホの通信契約は2年縛りがなくなっていますが、自宅などのネット回線では、こうした縛りが残っています。
キャッシュバックの額が、違約金を払っても上回る場合、または通信費が下がることで近いうちに元が取れるなら、検討すると良いかもしれません。
コツ2 不要なオプションは付けない・外す
インターネット回線のプランでは、電話・テレビ・セキュリティソフト・トラブルサポートなどのオプションサービスを付けられますが、利用頻度が低そうなオプションを外すと費用が安くなります。
コツ3 プロバイダーだけ変える
インターネット回線を変えられなくても、プロバイダーやプランを変えることで、通信費を抑えられる場合があります。
たとえば同じ光ファイバー回線を引いているマンションで、安いプロバイダーに変えることは可能です。また、同じプロバイダーでも、プランを変えると安くなることがあります。ただし、安いプランは速度が下がる場合が多いので注意が必要です。
コツ4 更新時や引っ越し、買い替えのタイミングで見直す
インターネット回線の契約は、「2年縛り」「3年縛り」があって、早期解約すると違約金がかかってしまうことがあるので、違約金のかからない契約更新時などに見直しましょう。違約金がかかるという点は、契約期間の縛りがなくなったスマホの通信料金とは違うので、注意しましょう。
他にも、光回線が不要な場合は、スマホの通信プランの容量を上げて、テザリング(スマホなどを経由してパソコンでネット接続ができる仕組み)で済ませる方法もあります。
自宅のインターネット回線も、定期的に見直しの対象にしたい固定費です。引越しなどの機会がなくても、時々見直してはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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