節約術

少額の送金はスマホアプリがお得、代表的な5つの送金アプリ

2023/02/13 10:30

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歓送迎会の参加費を幹事に払ったり、4月から一人暮らしをする子供に仕送りを始めたりと、少額のお金のやりとりが生じるなら、手数料がお得なスマホアプリ送金を活用したいところです。夫婦間のお金のやりとりなどにもよく使われる代表的な送金アプリは5つあります。 QRコード決済・キャリア系のサービス ドコモ回線のユーザーなら、受け取

歓送迎会の参加費を幹事に払ったり、4月から一人暮らしをする子供に仕送りを始めたりと、少額のお金のやりとりが生じるなら、手数料がお得なスマホアプリ送金を活用したいところです。夫婦間のお金のやりとりなどにもよく使われる代表的な送金アプリは5つあります。

QRコード決済・キャリア系のサービス

ドコモ回線のユーザーなら、受け取った残高をケータイ支払いに使えるアプリ「d払い」が便利です。ドコモ契約者以外も使え、無料で送金できるのは月に20万円までです。受け取った残高をケータイ払いに利用する場合は、手数料はかかりません。

セブン銀行 <8416> のATMや銀行口座で受けとる場合は、1回あたり220円(税込)の手数料がかかります。みずほ銀行(みずほフィナンシャルグループ <8411> )の場合は月1回だけ110円(税込)です。

買い物などで「PayPay」を使うことが多い人は、受け取った残高を支払いに使えるので便利でしょう。1度に最大10万円を送れて、手数料は無料です。残高を銀行口座に出金する場合は、PayPay銀行なら手数料が無料です。その他銀行では100円(税込み) かかります。

メッセージのやりとりで使うことの多いLINEユーザー同士なら「LINE Pay」も便利です。残高を直接銀行口座に送れて、手数料は一律176円(税込み)です。LINE Payの残高として送る場合は、送金手数料無料はかかりません。ただ銀行口座などに出金するときは220円(税込)かかります。

キャリア系以外の送金サービス

スマホ向けの決済アプリの「pring」(プリン)は、送金や出金の手数料が条件つきで無料で利用でき、1日50万円まで無料で送金できます。運営はサービス名と同じ社名のpring(Google傘下)です。

チャージにかかる費用は基本的に無料ですが、三菱UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> )と楽天銀行(楽天グループ <4755> )では無料なのが月に3回まで、4回目からは220円(税込み)かかります。登録口座に出金する場合やセブン銀行のATMで受け取る場合、月1回まで手数料が無料です。

「ことら送金」は普段使っている金融機関などのアプリから、直接送金できるアプリです。たとえばJ-Coin Pay、BankPay(三菱UFJ、みずほ、りそななど)、三井住友銀行アプリ(三井住友、三井住友フィナンシャルグループ <8316> )、はまPay(横浜)などです。運営は、メガバンクが株主に名を連ねている株式会社ことらです。直接銀行口座に送金でき、送金手数料は無料です。1件あたり10万円まで送金できます。

pring、ことら送金のいずれも、利用するために受け手と送り手で対応している銀行のスマホアプリの登録が必要です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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