誰もが何かしらのポイントを貯めている時代、登録やアンケート回答などでポイントがもらえるサービス、サイトは多いが、気をつけてポイ活しないと貯めたポイントが無駄になったり、大きな損失が出たりするかもしれない。ポイ活に潜む4つのリスクと、被害を避けるためにできる対策とは。

ポイ活のリスク1　ポイントが正しく付与されない

獲得できるはずのポイントが、自分の通信環境のせいで正しく付与されないことがある。

ポイント獲得のためにポイントサイトを経由して、指定されたサービスの会員登録やアンケート回答を求められたとき、操作完了前に別のサイトにアクセスすると、正常に付与されないことがある。

一連の操作が完了するまでは、別のサイトにアクセスしないほうがよいだろう。

ポイ活のリスク2　パスワードが盗まれてポイントを不正利用される

自分の不注意でログインIDやパスワードが漏えいし、ポイントを不正に利用されるリスクがある。大手ポイントサービスだから安心とは限らないし、パスワードなどの漏えいは、運営会社より、自分の対策不足が原因のことのほうが多い。

特にIDやパスワードを使い回していると、どれか一つのサービスからその情報が盗まれたときに、ポイントサイトにも不正ログインされる可能性が高くなる。パスワードをポイントサイト以外のサービスにも使っていたら、被害は貯まったポイントを失うだけでは済まない。

パスワードの使い回しはやめよう。

ポイ活のリスク3　獲得したポイントを換金・交換できず無駄になる

ポイントサイトの中には、突然の運営停止やレートの変更で、ポイントの換金・交換に応じないところがある。無償で付与されるポイントは法律上の規制がなく、貯めたポイントはおろか、それまでの時間も無駄になる。

そういうサイトは自分で見極めるしかないので、登録前にサイトの口コミや運営会社の情報を調べよう。判断基準の一つは、退会方法が分かりやすく記載されているかどうか。怪しいサイトは、たいてい分かりにくい。

ポイ活のリスク4　サイトを紹介した友達との関係が悪化する

ポイントサイトに友達を紹介することで、自分と友達の両方にボーナスポイントが付与されるサイトもあるが、悪質なサイトを紹介したり、登録後に迷惑メールが届くようになったりして、友達との関係が悪化する場合もある。

友達に紹介するなら、信頼できるかどうかを確かめてからにしよう。

文・廣瀬優香（フリーライター）
編集・dメニューマネー編集部
(2023年2月16日公開記事)

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