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採用担当者の心をつかむ職務経歴書の書き方 3つのポイント

2023/02/17 07:00

企業の採用担当者は毎日多くの履歴書、職務経歴書に目を通すので、なるべく簡潔に、分かりやすく、「会ってみたい人物だ」と思ってもらえる職務経歴書を作らければいけません。採用担当者の目を引く職務経歴書を作るには3つポイントがあります。 ポイント1 冒頭に要約を記載して採用担当者の目と心をつかむ 多くの書類に目を通す採用担当者

企業の採用担当者は毎日多くの履歴書、職務経歴書に目を通すので、なるべく簡潔に、分かりやすく、「会ってみたい人物だ」と思ってもらえる職務経歴書を作らければいけません。採用担当者の目を引く職務経歴書を作るには3つポイントがあります。

ポイント1 冒頭に要約を記載して採用担当者の目と心をつかむ

多くの書類に目を通す採用担当者にしっかりアピールするためには、冒頭に要約を書いて、自分が求められている経験やスキルを持っていることを伝えましょう。「書類をすべて読んでもらえれば自分の良さは分かる」と考えるのではなく、「最後まで読みたくなる要約を冒頭に書く」べきと考えましょう。

たとえば、経理職の求人であれば、伝票処理などの日常業務に加え、月次決算や年次決算など、どの程度かかわったのかという細かなアピールをしてもいいでしょう。

ただし長くなりすぎてはいけません。実績をもとに戦力になることが分かる内容に絞り、250字程度で簡潔にまとめましょう。

ポイント2 志望動機は履歴書プラスαの内容にする

履歴書に志望動機欄があるので、職務経歴書には書かなくていい、または履歴書と同じでいいと考える人が多いですが、履歴書より具体的な志望動機を書きましょう。

たとええば、応募企業だからこそやりたいことが実現できることを示したり、キャリアプランを記載したりすると熱意が伝わります。

ポイント3 自分が企業の求めている人材であることを伝える書類を作る

就職・転職活動は自分をアピールする機会なので、書類には「自分がどういうことができる」ということをたくさん書きたくなるものですが、発想を逆転して、「企業がその求人で求めている人材はどんなものか」から考え、「自分はその人物像にマッチしている」ことを伝えるという観点で書類を作りましょう。

一見、同じことのように思えますが、考え方を変えると、できあがる書類は別物になります。職務経歴書に持っている資格や、これまでに経験してきたことを書く際、何を目立たせるか、逆に何を書かないかで印象は大きく変わります。

たとえ応募職種に未経験であっても、過去に経験した業務で培った知見が生かせることや、資格取得を目指して勉強中であることなどを書けば、熱意も示せるでしょう。

このほかにも、見出しや箇条書き、表などを使って、分かりやすく、見やすくすることも良いでしょう。そもそも分かりづらい、見づらい資料をつくる人と一緒に仕事をしたいとは思ってもらえません。

職務経歴書は自分をプレゼンする資料です。冒頭で聴衆のハートをつかみ、その後は限られた時間で、相手が知りたい情報、関心を持つ内容を、分かりやすく伝える必要があります。

文/編集・dメニューマネー編集部

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