クレジットカードの所有枚数は、一人当たり平均で2〜3枚といわれていますが、それ以上持っている人も少なくないでしょう。クレカにはそれぞれ特徴があり、使い分けられるメリットがありますが、作り過ぎるとリスクもあります。
リスク1 不正利用される可能性が高くなる
クレカを複数持っていると、使っていないカードの管理があまくなり、悪用される可能性が高くなってしまいます。
財布に入りきらない数のクレカを持っている人や、最近使っていないクレカがあるという人は、一度確認して、必要かどうか考えて直してもいいかもしれません。
リスク2 ローンの審査に通りづらくなる
クレカの所有枚数が多いと、住宅ローンや医療ローンなどの審査に通りにくくなる可能性があります。その理由として、クレカには現金を借りられる「キャッシング枠」があり、たくさん作ったクレカでその枠を作っていると、実際に現金を借りていない(枠を使っていない)場合も、「キャッシングをできる」ため。その結果、ローン審査に影響が出る可能性があると言われているのです。
このため、キャッシングをしないつもりなら、枠を0円にしておくようお勧める専門家は少なくありません。
リスク3 ポイントがなかなか貯まらない
クレカにひもづけられたポイントが異なる場合が多く、複数枚のクレカを使っていると、ポイントが貯めにくくなります。
ポイントの管理も容易ではなくなるため、どのポイントが何ポイント貯まっているか把握できず、ポイントを使わないまま失効する可能性も高くなります。
新たに作ると特典やキャンペーンでキャッシュバックがあるクレカもあるので、図らずもクレカを作りすぎてしまったという人もいるでしょう。クレカは便利ですが、使い方・付き合い方次第で困ることもあるので、注意して作りましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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