家計を見直したい

「家計簿」を三日坊主にしない4つのポイント

2023/02/23 08:00

「家計簿をいちいちつけるのが面倒」という人は、次の4つのポイントを知れば簡単に支出を管理できて、家計簿をつけるのが長続きするかもしれません。家計簿をつけるのが大変で、挫折してしまった人は一度試してみるとよいでしょう。 ポイント1 家計簿をつける目的や目標を明確にする 家計簿をつける目的や目標をはっきりさせることは、とて

「家計簿をいちいちつけるのが面倒」という人は、次の4つのポイントを知れば簡単に支出を管理できて、家計簿をつけるのが長続きするかもしれません。家計簿をつけるのが大変で、挫折してしまった人は一度試してみるとよいでしょう。

ポイント1 家計簿をつける目的や目標を明確にする

家計簿をつける目的や目標をはっきりさせることは、とても大事です。

何となく「節約したい」「できるだけお金を貯めたい」という目標よりも、たとえば「マイホームを購入するために無駄な支出を減らしたい」「3ヵ月後の旅行のために〇円貯める」といったように、具体的なほうがモチベーションを持続させやすいです。

ポイント2 すべてを細かく記帳する必要はない

市販の家計簿にはさまざまな項目が用意されていますが、支出を細かく記帳していると面倒になり、家計簿が長続きしないでしょう。項目が多いからといって、すべてを記帳する必要はありません。

また、1円単位で収支を合わせようとすると手間がかかり、続かなくなることがあるので注意しましょう。数百円といった多少の誤差は気にしない姿勢も、家計簿をつけるうえで大切です。

レシートをもらえず正確な金額分からないときは、大体の額を記入しておくといった工夫をするとよいでしょう。

市販の家計簿が使いづらいなら、市販のノートや家計簿アプリを使うという手もあります。

なお、細かくしすぎると続かないのは、ノートもアプリも同じです。豊富な機能が用意されている家計簿アプリを使い続けるには、あらかじめ使わない機能を決めてしまうのもコツです。

ポイント3 毎日記帳は不要、家計簿をつける日を決めておく

家計簿を毎日つけるのは面倒だし手間がかかるので、「1週間に1回、●曜日につける」といったように、記帳する日を決めるのも長続きのコツです。

毎日つけるのが理想ですが、なかなかそうもいかないでしょう。とはいえ、1ヵ月もレシートを溜め込んでしまうと、とても整理する気にはなれません。

また、「時間があるときにつけよう」と思っていても、ずるずると先延ばしになってしまう可能性が高いです。

よって、「1週間に1回、●曜日につける」と決めてしまったほうがよいです。

ポイント4 記帳した項目を見直す時間を作る

家計簿で成果を出すための最大のポイントは、「振り返り日」を作ること。1ヵ月分をつけ終わったら、必ずその月の分を眺めてお金の流れを振り返りましょう。

そうすることで、無駄な出費を削るにはどうしたらよいかを考えられます。

一歩ずつ着実に目標へ近づくために、家計簿の振り返りを忘れないようにしましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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