強盗・空き巣から家を守る3つの対策 高くないけど有効な防犯グッズ

2023/02/24 07:00

関東地方などで相次いだ強盗事件をきっかけに、防犯グッズが売れている。警備会社への相談も増えているというが、警備会社のホームセキュリティサービスは、工事費や月額費用が安くない。しかし、費用をかけずともできる防犯対策はある。取り組みやすい3つを紹介しよう。 対策1 ダミーの防犯カメラを設置する 通常の防犯カメラは安いもので

関東地方などで相次いだ強盗事件をきっかけに、防犯グッズが売れている。警備会社への相談も増えているというが、警備会社のホームセキュリティサービスは、工事費や月額費用が安くない。しかし、費用をかけずともできる防犯対策はある。取り組みやすい3つを紹介しよう。

対策1 ダミーの防犯カメラを設置する

通常の防犯カメラは安いものでも5000円程度で、本体のほかに、設置費用や電気代などがかかるが、ダミーの防犯カメラなら1000円程度で手に入れられる。また、自分で取り付けられ、電気代もかからない。

ただし、LEDが点滅するものや配線がついていないものなどは通常の防犯カメラと異なるので、手練れの泥棒はすぐ見抜くかもしれない。

ダミーでもLEDが常時点灯するものや配線がついているものを選んだほうが安心だ。

対策2 サムターン対策や窓への補助錠の取り付けをする

サムターンとは玄関ドア内側にある鍵のつまみ部分のことで、この部分に防犯グッズを取り付けると外から鍵を開けられるのを防げる。サムターンに使用できる防犯グッズは、500円程度で販売されている商品が多い。

また窓に補助錠を付けておくと、泥棒が窓から侵入するときに窓ガラスを2ヵ所割らなければならず、時間がかかるし騒音を立てることにもなるので、防犯につながる。補助錠も500円程度で売られている。

空き巣に使われる侵入口は、窓と玄関で大半を占めるというデータがあるので(警視庁調べ)、この2ヵ所の対策はやっておいたほうがいい。

対策3 人感センサーライトは犯行を諦める大きな理由になる

屋外に付ける人感センサーライトは2000円以内で買えるものが多く、自分でも取り付けられるし、ソーラー式や乾電池式のタイプが多いので電源もいらないので経済的だ。

空き巣が犯行を諦めた理由の第2位が、「センサーライトが付いていたこと」だったといい(日本犯罪心理学会による聞き取り調査。理由の第1位は「声をかけられた」)、ライトには防犯効果があることが分かっている。

その他の防犯対策として、防犯ステッカーで「警戒中」「防犯カメラ動作中」などと書かれたものを玄関先に貼ることも有効だ。数百円で買える。

強盗にいつあってもおかしくないご時世なので、予算も考慮して対策しよう。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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