収入が不安定でも「アパート・マンションの入居審査」に通る方法

2023/02/26 19:00

4月からの新生活のために引っ越しを考えている人も多いだろうが、安定した収入がない人などは家賃保証会社や大家の審査が通らないかもしれない。しかしながら次の対策をしていれば、スムーズに部屋を借りられることがある。 マンションの入居審査が不安な人がすべき事前対策 フリーや個人事業主で収入が安定しない人など、マンションの入居審

4月からの新生活のために引っ越しを考えている人も多いだろうが、安定した収入がない人などは家賃保証会社や大家の審査が通らないかもしれない。しかしながら次の対策をしていれば、スムーズに部屋を借りられることがある。

マンションの入居審査が不安な人がすべき事前対策

フリーや個人事業主で収入が安定しない人など、マンションの入居審査に不安がある人でも、次の対策を行っていれば、審査に通る確率が大幅にアップするかもしれない。

家賃2年分を貯金する

家賃の2年分程度の預貯金があることを証明できれば審査通過率が上がるといわれている。

中には無職の人でも十分な貯金があればOKという保証会社もある(ただし、これは保証会社による)。

不動産会社なら、どの保証会社の審査がゆるいか、預金審査を積極的に行っているかといった情報や、どの物件ならその保証会社を使えるかなどを知っていることがある。

審査が厳しい保証会社を避ける

入居審査をするのは主に保証会社だが、保証会社によって居審査に通る確率が大きく変わるため、審査に不安がある場合は事前に相談しよう。保証会社を選べないケースもあるが、対策を教えてもらえることもある。

保証会社には種類があり、最も厳しいのが信販系の保証会社といわれている。

オリコ、エポス、アプラス、ジャックスなどのカード会社が有名で、クレジットカードや家賃の滞納歴があると、まず通らないようだ。

逆に最もゆるいといわれる独立系の保証会社の中には、無職やカードブラックなどの人でも大丈夫といわれているところもある。

審査の厳しさに差があるのは、滞納履歴などの情報を見られるかどうかが、保証会社によって違うからだ。どの保証会社を使っているのかは管理会社や大家によって異なる。

申し込む物件によってどの保証会社を利用するのかが決まっていることが多いが、審査に落ちた時に、別の保証会社に依頼できるようにしてあるのが一般的だ。

審査に落ちた履歴は5年間残るといわれるので、ダメもとで申し込むのはは避けたほうがよい。

詳しく読む>>
マンションの入居審査が不安な人がすべき4つの事前対策 フリー、個人事業主など

家賃保証会社の審査に通らない理由

部屋を借りようとすると家賃保証会社やオーナーの審査があり、人によっては落ちることもある。家賃保証会社やオーナーから「安心して貸せない」と思われれば、誰でも審査に落ちる可能性があるのだ。審査に落ちる主な理由を確かめて、住みたい部屋を借りられるようにしよう。

信用情報が傷ついている

信用情報に傷がついている、いわゆる「ブラックリスト」の人は、審査に落ちる可能性が高くなる。クレジットカードや借金の滞納は、信用情報を傷つける原因の一つだ。

過去5年以内に滞納歴がある人は、クレジットカード会社が運営する家賃保証会社が審査を行う場合、落ちる可能性が極めて高い。

不動産屋の中には審査について詳しい人がいるので、比較的審査が緩い家賃保証会社を探してもらおう。

安定した収入がないと部屋を借りるのは難しい

安定した収入がない人は、審査に落ちる可能性が高いといえる。

会社員や公務員以外は、審査が厳しくなりやすい。特に個人事業主の場合、審査時に「収入はどれくらいあるのか?」「確定申告はしているのか?」など、しつこく確かめられることもある。

部屋の家賃が月収の3分の1を超える場合は、会社員や公務員でも審査に落ちる可能性が高くなる。

詳しく読む>>
家賃保証会社の審査に通らない理由 収入や貯金は把握されてしまうの?【アパート・マンション】

文/編集・dメニューマネー編集部

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