新型コロナウイルスの影響を大きく受けていた映画業界でしたが、東宝 <9602> の2022年の年間興行収入は新記録となる約630億円でした。
新海誠監督の3年ぶりの新作「すずめの戸締まり」が137億円を記録したほか、「ONE PIECE FILM RED」が197億円、「劇場版 呪術廻戦0」が138億円とアニメ作品が好調でした(2023年2月20日現在)。また、「トップガン マーヴェリック」も135億円で、100億円を超えた4本の作品が特に貢献したそうです。
2023年は宮崎駿監督による長編映画「君たちはどう生きるか」や、是枝裕和監督の「怪物」など25作品が公開を控えています。
同社の株主優待は、映画招待券です。
1万株以上を持っていると演劇ペア招待券も
東宝の株主優待の対象は、2月末・8月末時点で100株以上持っている株主です。保有株式数に応じて優待内容がグレードアップします。
100株以上持っていると1枚、500株以上で3枚、1,000株以上で5枚、2,000株以上で10枚、3,000株以上で15枚、5,000株以上で18枚、1万株以上で20枚の映画招待券が年2回もらえます。
映画招待券は5月(2月分)と11月(8月分)に発行で、全国のTOHOシネマズ直営店で使えます。それぞれ有効期限があります。
さらに、1万株以上を持っている株主には、同社指定の演劇公演ペア招待券(S席相当分)が年2回もらえます。観劇希望の際は、観劇日の5日前までに電話での予約が必要です。
銘柄コード | 9602 |
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発行基準日 | 2月末、8月末 |
内容 | 映画招待券 |
発行日 | 5月(2月分)、11月(8月分) |
株価 | 4,755円(2023年2月24日終値) |
投資最低必要額 | 47万5500円 |
優待に必要な額 | 47万5500円 |
優待利回り | N/A |
IRページ | https://www.toho.co.jp/company/ir |
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・Svitlana / stock.adobe.com(画像はイメージです)
※この記事は優待情報の紹介が目的で、個別銘柄への投資を推奨するものではありません。株価や優待内容は変わることがありますので、投資を検討される際は必ずご自身でお確かめください。
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