上司から「リソースが限られてるからアウトソーシング先を探して」と言われたことはないでしょうか。副業が注目されていることもあって、注目度が増している「アウトソーシング」とは、漢字(日本語)でどう書くのでしょうか。
アウトソーシングを活用する上での課題
アウトソーシングとは、英語でoutsourcingと書きます。
out(アウト)は外部、外という意味、source(ソース)は資源のことです。社員など社内リソースに事業の中核的な部分のみを任せるため、周辺部分を外部に委託しようという考え方です。こうした考え方は1990年代後半から広まり始めました。
最近は会社員でも副業を持つ人が増えており、クラウドワークス <3900> やランサーズ <4484> などが人気です。こうしたクラウドワーカーが探せるサイト・サービスが、企業と仕事(副業を含む)を探す人のマッチングの場になっているのです。
中小企業庁によると、売上高が増加傾向にある企業ほど、アウトソーシングをよく活用しているそうです。
しかし、アウトソーシングの活用を進める上では共通した課題もあります。たとえば、導入の費用対効果が不明である点や、適切なアウトソーシング先が見付からないことなどです。
国立国語研究所「外来語」委員会は、アウトソーシングを「外部委託」と言い換えることを提案しています。意味として「業務の一部を外部に委託すること」と解説しています。
なお、意味の厳密さを求めないときや、日常的な場面などでは「外注」の方が分かりやすい場合もあるとも示しています。
アウトソーシングは「外部委託」
委員会は用例として、「少人数の人材派遣から、業務の外部委託まで引き受けることを可能にした」と示しています。
委員会は手引きの中で「材料や部品を外部から調達する意味で用いられることがあるが、その場合は『外部調達』と言い換えることができる」と示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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