節約を心がけて生活しているつもりが、「いつもの電気代と変わらない」「むしろ電気代が上がった」という経験はありませんか?実は、節約のつもりで行っている行動が、かえって電気代アップにつながっている可能性があります。そこで今回は、電気代アップにつながるNG行動を3つ見ていきましょう。
冷蔵庫の中がいつもいっぱい
24時間電源を入れている冷蔵庫は、節約しにくい家電と感じている人もいるかもしれません。節約を考えると、外食費を抑えて自炊を考える人もいるでしょう。「自炊しよう」と食材が安いときに買いだめする人もいますが、買いだめは要注意です。
冷蔵庫の中がいつもいっぱいに詰まっている状態だと、多くの電力を必要とします。冷蔵庫内は余裕を持たせておく方が節電につながるので、注意しましょう。
エアコンをこまめにオフ
「電気代がもったいない」とエアコンをこまめにオフしていませんか?実はエアコンは、スイッチを入れて稼働するときや設定温度に到達するまでに最も電気を使います。ちょっとした外出であれば、むしろスイッチをつけたままの方が節電になるでしょう。
その他には、エアコンはフィルターが汚れていたり、室外機が物でふさがれていたりすると電気代がかかる場合があるので、こまめに掃除するようにしましょう。
古い洗濯機を大切に使う
「節約のために古くなっても使おう」と考えている人もいるかもしれません。物を大切に使うことは素晴らしいのですが、家電は日々進化しています。そのため、10年以上経った家電については、買い替えた方が節約につながるケースもあるのです。
2018年度の内閣府の調査によると、洗濯機の平均使用年数は10.8年です。あるメーカーの10年前の洗濯機と最新モデルの洗濯機の使用電気代を比べると、年間で約8,000円節約できることがわかりました。最新の洗濯機では、洗濯時の省エネだけでなく乾燥機能に対する省エネ効果も期待できます。また、節水機能も進化しているので、電気代とともに水道代も節約できるでしょう。
家電の正しい知識と電気プランチェックで節電しよう
最新家電は、省エネに特化した物が増えています。古い家電を使っているのであれば、現状を把握した上で最新家電と比べてみてください。また、思い込みによる家電の使い方がかえって電気代アップになることもあるため、家電の正しい知識を身につけましょう。
文・山村望愛
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