「過疎化が進む地方でインフラが老朽化している」と言われたり、「新興国でインフラがどんどんできている」などと聞いたことはないでしょうか。何となくどういうものかはイメージできる「インフラ」ですが、日本語(漢字)で表現すると、どう書けばよいのでしょうか。 文脈のなかで意味が変わるインフラ インフラとは「インフラストラクチャー
「過疎化が進む地方でインフラが老朽化している」と言われたり、「新興国でインフラがどんどんできている」などと聞いたことはないでしょうか。何となくどういうものかはイメージできる「インフラ」ですが、日本語(漢字)で表現すると、どう書けばよいのでしょうか。
文脈のなかで意味が変わるインフラ
インフラとは「インフラストラクチャー」(infrastructure)の略です。上で挙げた会話例から分かるように、建物や道路など“大きな建造物”というイメージですが、どう言い換えられるのでしょうか。
国立国語研究所「外来語」委員会は、「社会基盤」と言い換えることを提案しています。意味として「交通、通信、電力、水道、公共施設など、社会や産業の基盤として整備される施設」と解説しています。
同時に、産業の基盤になる施設を指す場合は「産業基盤」と言い換えるのが適切であると示して おり、分野を限って指す場合は「交通基盤」「通信基盤」「金融基盤」と、何の基盤であるかを具体的に言い換えるほうが分かりやすいと指摘。何の基盤か文脈から明確な場合は、単に「基盤」と言い換えてもよいとしています。
インフラは「社会基盤」
委員会は用例として、「下水道や土地改良など市民生活にとって大切な社会基盤の整備に大いに努力された」と示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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