値上げラッシュだからといって節約をがんばりすぎると、ストレスがたまって反動で無駄遣いしてしまうかもしれない。そんな節約リバウンドを防ぐには、3つのポイントに気を付ける必要がある。
ポイント1 毎月自由に使える金額を決める
「生活費を削れるだけ削ろう」とストイックに節約している人こそ、毎月自由に使える金額を決めておいたほうがよい。外食などしたときにストレス発散とばかりに、注文しすぎてしまいがちだからだ。
たとえば自由に使える金額を1万円などに設定し、その額までは好きに使おう。
使い切れなければ翌月以降に持ち越して、少し値が張るモノやサービスにお金をかけるのもよいだろう。ただ「使わずに貯めよう」とは考えないことだ。あくまでその額は使ったほうがいい。
ポイント2 自分が得意とする分野で節約する
ポイ活好きならポイントを使って節約、料理が得意なら食費を節約するなど、得意分野での節約を優先しよう。苦手分野で節約を頑張りすぎると、どこかで気持ちが折れて出費がかさむからだ。
料理に苦手意識があるのに毎日自炊しようと意気込んでも続かない。ポイントを貯めるポイ活に取り組んだり、通信費を見直したり、日用品をスーパーではなくフリマアプリで買ったりするのもよいだろう。
ポイント3 いつもと行くお店を変えてやる気を保つ
商品の値動きの変化がつかみやすいため、買い物をする場所は基本的に固定したほうがよいが、たまには行くお店を変えるのも得策だ。いつも同じ店でばかり買い物していると、単純に飽きてしまい、節約のやる気が失われてしまう。
その点、店を変えると、いつも行くスーパーでは見ない商品も目に入るので、新鮮な気持ちで買い物できる。
無理な節約をして出費がかさんだら元も子もないので、メリハリのある節約を心がけよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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