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ATM手数料を払いたくない!メガバンク ・ネット銀行5行の優遇条件とは?

2023/03/09 07:00

超低金利の今、銀行のATMや振込手数料なんて払いたくないものだが、各銀行は残高や取引内容によって手数料無料の回数を増やしている。給与・年金振込・公共料金引落の設定やローンの契約をせずとも優遇を受けられる銀行を紹介しよう。 三菱UFJ銀──紙の通帳をやめればATMや振込手数料が無料 三菱UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャ

超低金利の今、銀行のATMや振込手数料なんて払いたくないものだが、各銀行は残高や取引内容によって手数料無料の回数を増やしている。給与・年金振込・公共料金引落の設定やローンの契約をせずとも優遇を受けられる銀行を紹介しよう。

三菱UFJ銀──紙の通帳をやめればATMや振込手数料が無料

三菱UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> )は、紙の通帳をやめてEco通帳(インターネット通帳)にすれば、通常110円の時間外ATM手数料が無料になる。回数も無制限だ。

提携先コンビニATM手数料、通常最大220円の他行宛ネット振込手数料がそれぞれ1回無料になる。

優遇の判定は、毎月末の平日の窓口営業日時点で行われ、期間は判定日の翌月20日から翌々月19日まで。

なお同行は、NTTドコモとデジタル口座サービス・dスマートバンクを始めており、3月末までキャンペーンを行なっている。取引内容に応じてdポイントが貯まるという。

住信SBIネット銀──スマート認証NEOの登録でATM利用無料回数が2→5回に

住信SBIネット銀行(SBIホールディングス <8473> )では、アプリ・スマート認証NEOを登録すると、通常110円のATM手数料が月2回から5回に増える。また、通常77円の他行宛振込も月1回無料が5回に増える。

同行では月ごとの利用状況に応じて1~4のランクが決まり、ランクに応じて優遇が受けられる。上で紹介した優遇はランク2のもの。

イオン銀・楽天銀・auじぶん銀──取引内容や件数でステージが決まる

イオン銀行、楽天銀行、auじぶん銀行にはランクサービスがあり、取引内容や件数によって優遇内容が変わる。

イオン銀行(イオンフィナンシャルサービス <8570> 傘下)は、4ランクあり、基本のブロンズと最高のプラチナを比べると、ATM入出金手数料が無料1回から最大5回に増えるほか、他行あての振り込み手数料の無料回数が0回から5回にまで増える。また、普通預金金利も年0.001%から10倍の0.01%にアップする。

楽天銀行(楽天グループ <4755> )のハッピープログラムには、ベーシックからスーパーVIPまで5ステージあり、ATM手数料や他行宛振込手数料が無料になる回数が増える。ベーシックはいずれも0回だが、最高位のスーパーVIPだと、ATM手数料が毎月7回無料、他行振り込みも3回無料だ。ただしスーパーVIPは残高300万円以上または取引30件以上が条件だ。

auじぶん銀行(KDDI <9433> グループ)のステージはレギュラーからプレミアムまで4つあり、ATM手数料や振込手数料が無料になる回数が決まる。ATM出金手数料も振り込み手数料も、最大で月15回無料になる。

文/編集・dメニューマネー編集部

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