「目標を達成した人にはインセンティブがある」「インセンティブがもらえるなら頑張れるのに」といった具合に使う「インセンティブ」。漢字(日本語)ではどのように書けるのでくか知っていますか。 インセンティブと歩合の違い インセンティブとは英語で“incentive”と書きます。 インセンティブは、目標を達成すると与えられる報
「目標を達成した人にはインセンティブがある」「インセンティブがもらえるなら頑張れるのに」といった具合に使う「インセンティブ」。漢字(日本語)ではどのように書けるのでくか知っていますか。
インセンティブと歩合の違い
インセンティブとは英語で“incentive”と書きます。
インセンティブは、目標を達成すると与えられる報酬を意味します。「奨励金」「報奨金」などの言い換え語が適切になる場合もありますが、企業などの営業努力を高めるための措置を指す場合は、「優遇措置」と言い換えることもできます。
国立国語研究所「外来語」委員会は、インセンティブを「意欲刺激」 言い換えることを提案しています。意味として「ものごとに取り組む意欲を,報酬を期待させて外側から高める働き」と解説しています。
委員会は「意欲そのものを指して用いられることもあり、その場合は『意欲』と言い換えることができる」とも示しています。
なお似たような言葉で「歩合」がありますが、歩合の場合は、業務上成果が発生すると追加される給料(歩合給)というイメージです。
インセンティブは「意欲刺激」
前出の委員会は用例で「環境負荷の少ない製品づくりに対する意欲刺激はほとんど働いていない」と示しています。
また、手引きの中では、「労働や経済などの専門分野で『誘因』という言い換え語が使われることがあるが、一般に対して伝える場合は、やや分かりにくい面がある」とも示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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