3月は自動車保険の更新を迎える人が増える時期だが、見直しで保険料が安くなる人には3つの特徴があるという。保健外務員に聞いてみた。
特徴1 車を買ったところで保険に入っている
自動車の販売店で用意されている保険には、店側の儲け(販売手数料)が上乗せされており、割高なことが多い。車の購入と同時に車保険に入った人は、インターネットなどで契約できるダイレクト保険に切り替えると保険料が安くなる可能性がある。
また、車の販売店で入る保険のほかのデメリットとして、期間が3~7年と長いものが多く、割引等級やゴールド免許割引などの恩恵が、次回更新まで受けられないこともある。
特徴2 3年以上、保険会社や契約内容が同じ
保険会社や契約内容が3年以上同じなら、契約内容を見直すと保険料が安くなるかもしれない。特に「運転者年齢条件」は保険料を大きく左右するので見直したい。
たとえば18歳で保険に加入し、運転者の年齢を「条件なし(年齢を問わず)」と設定した人が、3年後に「21歳以上」に変えれば保険料が大幅に安くなる。
保険会社は26歳、30歳、35歳など、「この年齢以上の人は保険料を安くする」という基準をそれぞれ設けている。
また2~3年おきに保険料も改定する保険会社も多いので、3年を目安に保険会社や契約内容は見直したほうがいい。
特徴3 同じ車に10年以上乗っている
車両保障をつけて保険で修理費に備えている場合は、車の所有年数にも注意したい。車の価値は年々下がるため、保障してもらえる価格もどんどん下がる。10年など長期乗っている車の保障価格は低いので、そもそも車両保障は要らないかもしれない。
保障額は車両よって違うが、1年で10~30%下がる場合もある。たとえば新車価格200万円の車も20%ずつ下がれば、10年後には約20万円の修理保障しか受け取れない計算だ。車両保障を取り外せば、保険料は数万円安くなることもある。
物価が高くなっている今、節約のために自動車保険という固定費を軽くできないか確かめてはどうだろうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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