自宅副業が人気だが、仕事をしてから入金までの期間が長いことが多く、最近では着金までがスピーディーな「即出金サービス」が注目を集めている。

クラウドソーシングなら、アンケートや簡単な入力作業でも報酬がもらえる

ココナラ <4176> 、ランサーズ <4484> 、クラウドワークス <3900> など、ネットで仕事が受注できるクラウドソーシングサービスが多数あるが、そのうちどれにするかを決める際、支払いの早さ、スピード出金があるかどうかを基準にするとよいだろう。

基本的に、どのサービスも「月2回の支払い日」が設けているが、スピード出金に対応したサービスもあるからだ。

基本的には、報酬は「月2回の支払い日」に振り込まれる。たとえばココナラでは、毎月15日までの申請で20日に支払われる。月末までで翌5日だ。

数日で報酬が受け取れることも

スピード出金サービスがあれば、申請して数日で振り込まれる。たとえば、クラウドワークスの「クイック出金サービス」なら、申請すれば最短4営業日以内に振り込まれる。

また、本来の着金予定日が先であっても、手数料を払うことで先払いしてもらえるサービスもある。これは請求書買取サービスというもので、ファクタリングサービスの一種だ（ファクタリングには、給与（賃金債権）を対象とした「給与ファクタリング」などもある）。

最近では、フリーランスや個人事業主を対象にした、請求書買取サービスが増えており、クラウドソーシング会社と提携しているところもある。

即出金は手数料がかかるので注意

忘れてはいけないのは、即出金や請求書買取には手数料がかかることだ。取引額にもよって変動するが、申請した額の5％〜10%の手数料がかかる場合もあり、手取りで受け取れる額が少なくなってしまう。

次の給料が振り込まれる前に引き落としや支払いがあり、現金が必要ということは起こり得る。そうした時のために、副業で得た報酬を早く手に入れる方法もおさえておきたい。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・「メルカリ活用術」断捨離しておこづかいを！
・ANAとJALの株主優待を徹底比較！おすすめはどっち？（外部）
・絶対避けたい！「老後破産」特集
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト？（外部）
・人気シリーズ「銀行員が教える」