3月は株主優待の権利がもらえる企業が多い月。特に優待が人気の企業や、多くの消費者にとってなじみのある企業について、優待内容を紹介します。
「東京ディズニーリゾート」40周年、長期保有の株主は1日パスが4枚もらえる(オリエンタルランド)
2023年4月15日に開業から40年を迎える東京ディズニーリゾート。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランド <4661> の「東京ディズニーランド」か「東京ディズニーシー」どちらかで使える1日パスポートです。
オリエンタルランドの株主優待の対象は、2023年3月末時点で100株以上を持っている株主です。
100株以上で1日パスポートが1枚、800株以上で2枚、1,200株以上で3枚、1,600株以上で4枚、2,000株以上で5枚、2,400株以上で5枚もらえます。
さらに2023年は、東京ディズニーリゾート40周年記念の長期保有特典が追加されます。2018年9月30日から2023年9月30日までの5年間、100株以上を続けて持っている株主には、一律で1日パスポート4枚が2023年12月にもらえます。
なお、同社の普通株式は2023年4月1日に、1株が5株に分割されます。この株式分割にともって、2023年9月からは優待の対象と内容が変わります。
2023年9月末時点では2,000株以上を持つ株主が、2024年3月末時点は500株以上の株主が優待の対象になります。
長期保有特典は、2023年9月末時点で100株以上を3年以上続けて持っている株主が対象となり、1日パスポート1枚が追加でもらえます。
「かっぱ寿司」株主優待カードはグループ店舗でも使える(カッパ・クリエイト)
回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト <7421> の株主優待は、かっぱ寿司などで使える株主優待カードです。
対象は、3月末・9月末時点で100株以上を持っている株主です。
100株以上で3,000円分、1,000株以上で6,000円分、2,000株以上で1万2000円分のポイントが年2回もらえます。ポイントは初回に発行される株主優待カードに付与され、有効期限は1年間です。
株主優待ポイントはかっぱ寿司だけでなく、居酒屋・甘太郎やステーキ宮など、指定されたコロワイドグループ店舗での飲食に使えます。近くに店舗がない人や希望する人は、ポイントを自社商品に引き換えられます。
「丸亀製麺」200株以上を1年以上持っていると3,000円分追加(トリドールHD)
セルフ式うどんチェーン「丸亀製麺」やハワイアンカフェ「コナズ珈琲」などの飲食店を運営する、トリドールホールディングス <3397> の株主優待は、国内店舗の飲食に使える株主優待券です。
トリドールHDの株主優待の対象は、3月末・9月末時点で100株以上を持っている株主です。
100株以上で3,000円分、200株以上で4,000円分、1,000株以上で1万円分、2,000株以上で1万5000円分の優待券がもらえます(3月・9月とも)。
さらに200株以上を1年以上続けて持っている株主には、優待券3,000円分が追加で年2回もらえます。
優待券は枚数に制限なく、他の割引券・クーポンと一緒に使えます。なお、優待券には有効期限があります。
文/編集・dメニューマネー編集部
※この記事は優待情報の紹介が目的で、個別銘柄への投資を推奨するものではありません。株価や優待内容は変わることがありますので、投資を検討される際は必ずご自身でお確かめください。
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