3月は株主優待の権利がもらえる企業が多い月。今回は人気の外食チェーンの3銘柄を紹介します。
「松屋・松のや」優待券1枚で対象メニューが1食分タダに(松屋フーズ)
「松屋」や「松のや」、「マイカリー食堂」などの飲食店を運営する、松屋フーズ <9887> の株主優待は、グループ店舗で使える食事優待券です。
対象は100株以上を1年以上続けて持っている株主です。100株以上を1年以上持っていると10枚、3年以上持っていると12枚がもらえます。この食事券は松屋や松のやなどで、対象メニューのうち1食分に1枚使えます。
対象メニューは松屋の牛めしや定食、ライスセット、松のやのカレーや朝定食などです。
近くに店舗がない人や希望する人は、9月末までに未開封のご優待券を送り返すと、自社製品の詰め合わせに引き換えられます。
「ケンタッキー」3年以上持っていると優待内容が2倍に(日本KFC HD)
「ケンタッキーフライドチキン」を運営する日本KFCホールディングス <9873> の株主優待は、ケンタッキーフライドチキンで使える株主優待券です。
対象は、3月末・9月末時点で100株以上を持っている株主です。
100株以上持っていると500円分、300株以上で1,500円分、500株以上で2,500円分、1,000株以上で5,000円分の株主優待券が年2回もらえます。3年以上続けて持っている株主は優待内容がグレードアップし、100株以上で1,000円分、300株以上で3,000円分、500株以上で5,000円分、1,000株以上で1万円分に年2回とも増えます。
株主優待券は、国内のケンタッキーフライドチキンの店舗で使え、家族や友人でも使えます(一部使えない店舗があります)。
「すき家・なか卯・はま寿司」店舗が近くになくても商品と交換可(ゼンショーHD)
すき家、なか卯、はま寿司などを運営する、ゼンショーホールディングス <7550>の株主優待は、グループ店舗の食事で使える株主優待券です。
対象は、3月末・9月末時点で100株以上を持っている株主です。
100株以上で1,000円分、300株以上で3,000円分、500株以上で6,000円分、1,000株以上で1万2000円分、5,000 株以上は一律3万円分の株主優待券が年2回もらえます。
優待券は、すき家やなか卯などのグループ店舗で使えます。近くに店舗がないなどの理由で優待券を使えない場合は、自社商品と交換できます。代替品は、すき家の牛丼の具や、なか卯の親子丼の具などですが、ゼンショーかがやき子ども財団への寄付も選べます。
なお同社はハンバーガーチェーン・ロッテリアを2023年4月1日付で買収すると発表しました。358店舗あるロッテリアブランドは当面、そのまま継続する見通しです(2023年1月現在)。
文/編集・dメニューマネー編集部
※この記事は優待情報の紹介が目的で、個別銘柄への投資を推奨するものではありません。株価や優待内容は変わることがありますので、投資を検討される際は必ずご自身でお確かめください。
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