「このプロジェクトにはボトルネックがある」「生産プロセスのボトルネックを解消する」といった使われ方をする「ボトルネック」。用例を見ても、あまり好ましくないことなのは分かりますが、このカタカナ語も日本語(漢字)への言い換えが推奨されています。果たしてどのように書くのでしょうか。 「ボトルネック」をわかりやすく言い換えると
「このプロジェクトにはボトルネックがある」「生産プロセスのボトルネックを解消する」といった使われ方をする「ボトルネック」。用例を見ても、あまり好ましくないことなのは分かりますが、このカタカナ語も日本語(漢字)への言い換えが推奨されています。果たしてどのように書くのでしょうか。
「ボトルネック」をわかりやすく言い換えると
ボトルネックは英語で“bottleneck”と書きます。「ボトル」は瓶、「ネック」は首を指し、本来の意味は瓶の首の細くなったところです。会話の中では「ネック」と略されることもあります。
流れが滞る場所という本来の意味を生かせば「隘路」(あいろ)という言い換え語が適切です。ただし「隘路」の「隘」は、常用漢字ではない難読字のため、読み仮名を付けたとしても意味が伝わりにくい可能性があります。
国立国語研究所「外来語」委員会は、ボトルネックを「支障」と言い換えることを提案しています。意味として「進行の妨げになるものや場所」と解説しています。
手引きの中で、文脈によっては「障害」「妨げ」と言い換えるほうが分かりやすい場合もあると解説しています。
ボトルネックは「支障」
前出の委員会は、用例の中で「交通の分野では、経済・社会発展の支障を生じさせないための輸送力の拡大が最優先の課題であった」という文を示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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