ジャニーズ事務所副社長、ジャニーズアイランド社長を退任した、タッキーこと滝沢秀明さんが3月21日、株式会社TOBE(トゥービー)を設立すると発表したが、彼に限らず起業した芸能人やスポーツ選手は少なくない。

元アイドルや女優には「アパレル」経営が人気──柴咲コウさん、小嶋陽菜さんほか

柴崎コウさんは、レトロワグラース株式会社の代表取締役として、アパレル事業やホテル事業を行なっている。アパレルでは“旅をするように暮らす”をコンセプトにしたブランドを展開。ホテル事業では、「HOTEL THE KO」という架空のホテルブランドを掲げ、大手ホテルとのコラボでアメニティをプロデュースしたり、ホテルでの過ごし方を提案したりしている。

元AKB48の川崎希さんはグループ卒業とともに、株式会社アンティミンスを設立。同社と同名のアパレルブランド・Anti minss（アンティ・ミンス）の運営している。

同じく元AKB48のこじはること小嶋陽菜さんもライフスタイルブランドHerlipto（ハーリップトゥ）を運営する株式会社heart relationを創業、代表取締役CCOとして、クリエイティブの責任者と務めている。

プロデュースだけの芸能人も多い「飲食店」、はるな愛さんは社長として複数店運営

飲食店を運営、プロデュースする芸能人は多く、たとえば元AKBの内田眞由美さん、和田アキコさんやミッツ・マングローブさんなどがいるが、自らが社長・経営者として関わっているわけではないようだ。

そんな中、タレントのはるな愛さんは株式会社祐貴那（ゆきな）を設立、代表取締役として経営を担い、鉄板焼きの店や居酒屋などを経営している。

このほか、運営会社の情報を公開しておらず、プロデュースだけなのか、経営もしているかははっきりしないが、ネプチューンの名倉潤さん（ステーキなぐら）、北村一輝さん（大阪マドラスカレー）など多数いる。

アスリートが手がける事業もさまざま　北島康介、本田圭佑さんら

アテネオリンピックで金メダルを獲得、「チョー気持ちいい」の名言を産んだ水泳選手の北島康介さんは、株式会社IMPRINTを起業し、スポーツ選手のマネジメントや、スイミングスクールの運営をしている。

ドイツW杯までで現役を引退した元サッカー選手の中田英寿さんは、引退後に株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYを立ち上げ、日本酒の販売促進や、イベント事業を行なっている。

サッカー選手の本田圭佑さんは、Now Do株式会社を起業し、教育プラットフォーム「Now Do」でソーシャルオンラインスクールの運営や、音声プラットフォーム「NowVoice」の運営を行なっている。また投資家として、海外著名人のスタートアップ投資を支援している。

芸能プロダクション──独立後に事務所を立ち上げる芸能人が多い

自身が所属する芸能事務所・プロダクションを立ち上げた芸能人は少なくない。

ヒロミさんは株式会社ビィー・カンパニー、高田純次さんも株式会社 テイクワン・オフィス。

アナウンサーの生島ヒロシさんは、株式会社生島企画室を設立している。同社の所属タレントには、せんだみつおさん、モト冬樹さん、優木まおみさん、志田音々さんなどがいる。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・metamorworks / stock.adobe.com(画像はイメージです)

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