大企業の役員クラスになれば、高収入かつ自由にお金が使えるイメージがあるが、そんな役員たちのそばで働く秘書は、彼らが共通して次の4つのことにお金を必要以上にかけていないことに気づいたという。
1 見栄のためのブランド物は買わない
ビジネスで成功する人は、「お金持ちだと思われたい、注目を集めたい」という理由で、ブランド物を買わないことが多い。持ち物で自分の価値が決まるわけではないからだ。
だからといって身に着けるものに無頓着ではない。普段身に着ける服、靴、時計は、肌触りや素材、性能の良いものにこだわり、一目でブランド物だと分からない上質なものを好んで買っていたという。
2 目的なくコンビニで買い物をしない
ビジネスで成功する人は、目的なくコンビニで買い物をすることが少ない。
コンビニに入ると、ついつい必要ないものまでカゴに入れてしまうことはないだろうか。コンビニで毎日買い物をすると、1回の出費は少なくても積み重なれば大きな金額だ。
役員たちは、金額の大小に関わらず「お金を払う価値があるか?」をいつも考えているという。彼らは価値がないと思うことには極力お金を使わない。
3 生命保険や医療保険に入らない
ビジネスで成功している役員たちは、生命保険や医療保険に入らないことが多い。
高収入のため十分な貯蓄があるとも考えられるが、「なんとなく不安だから、みんなが入っているから」という理由では保険に入らないという。
「本当に保険が必要か?どれくらい必要か?貯金でまかなえないか?」を考え、保険というものに対してとても合理的に向き合っている。
4 子供へ過剰なお小遣いを渡さない
高収入の家庭では、子供へお小遣いをたくさん渡すと思われがちだが、役員の家でも一般家庭と同じかそれよりも低いことが多い。
いずれ子供が自立することを考えて決められた金額でやりくりさせたり、幼いころから「お金は誰かの役に立つともらえるもの」と教え、お手伝い制でお小遣いを渡したりしている家庭があるのも特徴といえよう。
また、どうしても欲しいものがあった時も、決してただでお小遣いは渡さない。「なぜそれが必要か?」を子供に考えさせ、両親の前でプレゼンさせるとある役員は話していた。
文/編集・dメニューマネー編集部
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