「パッシブ運用」指標とするベンチマークに沿った運用

2023/04/01 20:00

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パッシブ運用は運用手法の一つで、日経平均株価225やTOPIXなどの指標・ベンチマークと同じ程度の成績を上げることを目標にする手法です。 パッシブ(消極的)運用では、組み入れ銘柄はファンドマネジャーが選ぶのではなく、ベンチマークに組み込まれている銘柄が機械的に買い付けられます。一方、ファンドマネージャーが積極的に組

パッシブ運用は運用手法の一つで、日経平均株価225やTOPIXなどの指標・ベンチマークと同じ程度の成績を上げることを目標にする手法です。

パッシブ(消極的)運用では、組み入れ銘柄はファンドマネジャーが選ぶのではなく、ベンチマークに組み込まれている銘柄が機械的に買い付けられます。一方、ファンドマネージャーが積極的に組み入れ銘柄を入れ替えて、ベンチマークを上回る成績を目指す運用を「アクティブ(積極的)運用」といいます。

パッシブ運用の代表的な金融商品は、日経平均連動型ETF(上場投資信託)、インデックスファンドなどす。

値上がりも値下がりもベンチマークと変わらない

パッシブ運用のメリットは、販売手数料や信託報酬などのコストを抑えられる点です。理由は、ファンドマネージャーが銘柄選別などをしないので手間やコストがかからないからです。

その他のメリットとしては、運用成績が、ベンチマークを大きく下回るほど悪くなる可能性が低い点です。 また価格の動きが把握しやすい点も挙げられます(ベンチマークの指標を見れば良い)。

デメリットは、ベンチマーク並みの上げしか期待できない点です。株式市場全体が停滞気味で、上がる見込みがないような状況下でも利益は出にくいでしょう 。【お金の単語帳】