節約術

「宅急便」が4月から相次いで値上げへ 安く荷物を送る4つの方法

2023/04/01 18:00

ヤマト、佐川……大手宅配業者が相次いで値上げへ──。 ヤマト運輸 <9064> は4月3日から宅急便の送料を平均およそ10%値上げし、佐川急便 <9143> も4月1日から平均8%引き上げるなど、宅配業にも値上げの波が押し寄せている。宅急便の節約術として「荷物をコンパクトにする」「荷物を営業所や

ヤマト、佐川……大手宅配業者が相次いで値上げへ──。

ヤマト運輸 <9064> は4月3日から宅急便の送料を平均およそ10%値上げし、佐川急便 <9143> も4月1日から平均8%引き上げるなど、宅配業にも値上げの波が押し寄せている。宅急便の節約術として「荷物をコンパクトにする」「荷物を営業所や郵便局に持ち込む」などはよく知られているが、そのほかの方法も取り入れることでさらに節約できる。

方法1 インターネットで送り状を作ると180円などの割引に

スマホなどを使ってインターネットで送り状を作ると、割引を受けられる場合がある。

日本郵便では「ゆうパックスマホ割アプリ」を使って荷物を発送すると、ゆうパック基本運賃から180円が割引される。アプリに決済用クレジットカードを登録し、送り先の宛名を指定したあと、郵便局でラベル印刷して発送する流れだ。

ヤマト運輸でも、公式アプリや営業所にある端末を使って送り状を作ると、荷物一つにつき60円が割引される。

方法2 クレジットカードや電子マネー払いでポイントを貯める

料金の支払いにクレジットカードや、電子マネーを使ってポイントを貯めることでも節約につながる。

多くの宅配業者でクレジットカード払いに対応していて、ヤマト運輸や日本郵便では、WAONやSuicaなどの電子マネー、PayPayやd払いなどのQRコード決済も使える。

「現金以外の支払いに切り替える」「これまでよりもさらにポイント還元率の高い電子決済方法を選ぶ」などで送料を抑えよう。

方法3 金券ショップで専用の封筒・袋を買う

郵送サービスの種類によっては、宅配業者が指定する専用の封筒・袋を使って送る必要があるが、金券ショップでは封筒・袋が定価より値引きされて売られていることがある。

たとえば、日本郵政 <6178> の「レターパックプラス」は通常なら一つ520円するが、金券ショップでは20円引きなどで買える。

金券ショップまでの交通費も考えたうえで、うまく活用しよう。

方法4 ヤマト運輸の電子マネーで支払うと10〜15%引きに

ヤマト運輸に限った方法だが、オリジナルの電子マネー「クロネコメンバー割」を使って支払うと、チャージ金額に応じて10〜15%引きされる(最低チャージ金額は3000円)。

たとえば、東京から愛知に60サイズ(荷物の3辺の長さの合計60センチ以内)の荷物を送る場合、チャージ金額によるが100円前後安くなる。

割引を受けるにはクロネコメンバーへの登録が必要になるものの、入会費や年会費などはかからないので、定期的に使う人は登録しておくとよいかもしれない。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
画像・yu_photo / stock.adobe.com(画像はイメージです)

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