ノーロード・ファンドは販売手数料が無料の投資信託(投信)のことです。投信の販売手数料を「ロード」、投信そのものを「ファンド」と呼ぶことから、ノーロード・ファンドは販売手数料無料の投信を指します。 投信は、複数の投資家から集めたお金をファンドマネージャーと呼ばれる運用者が株式や債券などで運用します。積極的に運用益を追求す
ノーロード・ファンドは販売手数料が無料の投資信託(投信)のことです。投信の販売手数料を「ロード」、投信そのものを「ファンド」と呼ぶことから、ノーロード・ファンドは販売手数料無料の投信を指します。
投信は、複数の投資家から集めたお金をファンドマネージャーと呼ばれる運用者が株式や債券などで運用します。積極的に運用益を追求する投信はアクティブファンドと呼ばれ、ファンドマネージャーの手腕によって収益が大きく左右します。このため、販売手数料は基準価額(投信の価格)の1~3%程度の手数料が発生します。
一方で、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、特定の指数に連動するインデックス型の投信はファンドマネージャーの力量はあまり問われません。そのため、ノーロード・ファンドの多くをインデックス型が占めています。
販売手数料だけでなく、そのほかのコストも要検討
なお、投信には販売手数料のほかに保有中に差し引かれる信託報酬や、売却時に必要な信託財産留保額などの費用があります。販売手数料や信託報酬、信託財産留保額は、証券会社などの販売会社が一定の範囲内で自由に設定することができます。投信を購入する場合には、これらすべての手数料を比較し、検討するようにしましょう。【お金の単語帳】