「信託財産留保額」投信を解約する際に支払うコスト

2021/05/16 09:00

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信託財産留保額とは、投資信託(投信)を解約する際に投資家が支払うコストです。投資信託の種類によって金額は異なり、「基準価額に対して何%」といった形で、解約代金から差し引かれます。一般的には0.3%程度ですが、まったくかからないものもあります。 解約で発生する費用なので、解約する投資家が負担 信託財産留保額は投信を保有し

信託財産留保額とは、投資信託(投信)を解約する際に投資家が支払うコストです。投資信託の種類によって金額は異なり、「基準価額に対して何%」といった形で、解約代金から差し引かれます。一般的には0.3%程度ですが、まったくかからないものもあります。

解約で発生する費用なので、解約する投資家が負担

信託財産留保額は投信を保有している投資家への影響を防ぐための費用です。解約して投資家に代金を支払う際は投信内の資産を一部売却しますが、これにはコストがかかります。解約によって発生する費用なので、解約する投資家が負担することになります。なお、投資家はこの信託財産留保額以外に、購入時にかかる販売手数料や保有中にかかる信託報酬などを負担する必要があります。【お金の単語帳】