子どもを送り迎えに電動アシスト自転車を買おうとしている家庭もあるでしょうが、購入費用が補助されるかもしれません。中には数万円もらえる自治体もあります。電動アシスト自転車は10万円前後と高いので、住んでいる自治体の制度を調べてみましょう。

額や条件は自治体によって異なる

電動アシスト自転車の補助金・助成金は、ほとんどの自治体で購入費用の1/2で、申請しないともらえません。条件はだいたい同じで、BAAマーク（自転車安全基準に適合した製品に表示）適合・子ども2人乗せ自転車などですが、上限額は自治体ごとに違います。

たとえば、東京都葛飾区と千葉県松戸市は上限が5万円、奈良県大和郡山市は4万円です。電動アシスト付き自転車はたいてい10万円ほどはするので、助かるでしょう。

また補助金をもらうためには、地元の自転車販売店で買うことも条件になっています。この点、ネットで買ったほうが安いか、地元で買って助成金をもらったほうが安いか調べるとよいでしょう。

高齢者が対象になる自治体も

「うちは子供がないかから関係ない」と思ったかもしれませんが、高齢者が対象となる自治体もあります。運転免許を自主返納した人の移動手段のサポートという位置付けです。

たとえば、愛媛県新居浜市は購入金額の1/3を上限に1万円、群馬県桐生市では購入金額の1/4を上限に1万5000円が補助されます。

補助金・助成金には年度ごとに予算があり、上限になると途中で制度が終わる可能性があるので、気になる人は早めにチェックしましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部
(2023年4月3日公開記事)

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