コロナ禍で商品を家まで運んでもらえる「宅配スーパー」の普及が進み、買い物に行く手間は省けるようになりましたが、節約という観点ではどうなのでしょうか?
手数料はいくら?無料になる条件は?
利用者の多い宅配スーパーの手数料の相場は、1回あたり300円前後まで、一定金額以上購入すると無料になるというところも多いようだ。
たとえば「生協の宅配」、「楽天西友ネットスーパー」、「イオン」、「イトーヨーカードー」、「Amazonフレッシュ」などを見てみよう(公式サイトなどにある情報)。
サービス名 | エリア | 1回の手数料 | 無料の条件 |
---|---|---|---|
生協の宅配・コープみらい | 1都2県 | 198円 | 会計税抜6000円以上 |
楽天西友ネットスーパー | 18都道府県 | 330円 | 会計税抜5500円以上(※一部地域を除く) |
イオンネットスーパー | ほぼ全国対応(福井や徳島両県は一部) | 狭域エリア330円/広域エリア550円 | |
イトーヨーカードー | 19都道府県 | 110円〜330円 | |
Amazonフレッシュ | 1都2県 一部地域 | 390円(最低注文金額4000円、プライム会員のみ) | 1万円以上 |
このほか、乳幼児がいると手数料が無料になったり安くなったりすることがある(コープみらいやイトーヨーカドーネットスーパーなど)。
メリットは時間の節約と無駄な買い物が減らせるかもしれないこと
宅配スーパーのメリットは、無駄なものを買わずに済むこと、買い物の時間を仕事や家事に使えることだろう。特に子育て中だと、子供を連れて(または家に置いて)の買い物は大変だ。
往復と買い物をする時間が一時間はかかるとして、時給1000円で働いている人が週2回買い物へ行くなら、その分働けば1年で10万4000円の収入を生める計算になる。
注意点は置き配に対応していなサービスもあること、「あと●円で送料」にも注意
注意点としては、置き配に対応していないサービスもあるため、商品の受取時間に在宅が必要になる場合があることだ。
ただ置き配に対応していても、配送用資材の貸し出しや回収に伴う手数料が必要なことがある。
また「送料無料」を達成するために無駄な買い物をしてしまうことにも注意が必要だ。
そもそも上の表を見ても分かるとおり、主要サービスですら全国どこでも使えるわけではない。まずは自宅が対応エリアかどうか調べてみるとよいだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「メルカリ活用術」断捨離しておこづかいを!
・ANAとJALの株主優待を徹底比較!おすすめはどっち?(外部)
・絶対避けたい!「老後破産」特集
・積立NISAを始めるタイミングは2023年がベスト?(外部)
・人気シリーズ「銀行員が教える」